Jackson Furniture
3 Saeter Sofa
サイズ、アームの有無、座面の高さや硬さなど、ソファを購入するときに気になる数々の項目。
デザインや大きさはもちろん座り心地も重要ですし、リサイクル品となればコンディションも重要なポイントのひとつになります。
でも、たまにはあれこれ考えず一目惚れで選んじゃってもいいじゃないか。なんて思うのです。
カクカクした円満


なぜなら今回紹介するソファはビンテージ品。そのうえ数多く出回る有名どころではないため、まさに一期一会のデザイン。
さらには背座クッションの内部ウレタンとファブリックカバー、シートのウェービングベルトを新調したモデルで、経年の味わいを残しつつも新品同様の座り心地を堪能できる1台だからです。


メーカーはアメリカ・テネシー州のクリーブランドに本社を置く、Jackson Furniture(ジャクソンファニチャー)。1933年の設立以来、家族が一緒にくつろぐための快適な家具を作り続けています。
中でもチェアやソファの製造は彼らの得意分野。内部構造や縫製にまでこだわった高い品質のシーティングが支持される老舗かつトップブランドです。


ただ現行で展開されるソファは全体が張地に包まれたデザインが多く、より安楽性を重要視したデザインに。こういった木製フレームにクッションを合わせた仕様は、今はもう作られていないのかもしれません。
豊かな風合いと木色のチーク材を使ったミッドセンチュリーを感じさせる佇まいと北欧のそれとは一線を画すカクカクとしたストレートラインのフォルム。フレームに曲線がない分、すこしかっちりとした行儀の良さがにじみ出ています。


それでもふっくらとしたクッションが丸みをプラスすることで、全体の印象が格式張らない。絶妙なバランスで成り立つ巧みさには脱帽といったところでしょうか。
交換したウレタンは比較的ソフトな着座感を生み出し、斜めにカッティングされた個性的な形の背もたれは浅く座ればゆったりと、深く座れば姿勢よく身体を支えてくれます。


アメリカのブランドなのでおそらく意図したわけではなさそうですが、横から眺めたフレームの形が漢字の「円」に見えて、家族団らんの円満風景にぴったりだと思ってみたり。
しかもチーク色とネイビーの生地カラーの対比はレトロ、直線的なデザインはスタイリッシュ。落ち着きはあるけれど地味すぎず、座れば下ろしたてのように心地よい。
一目惚れでもきっと損はさせません。コンディションを気にしなくていいからこそ、衝動買いにもおあつらえ向きだと確信しています。











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