JIELDE
Floor Light
フランスで整備士として働いていたジャン・ルイ・ドメックの画期的な発明から生まれたライト"ジェルデ Jielde"。そのデザインは誕生から70年以上経過した今でも「インダストリアルデザイン」の代名詞として親しまれ続けています。
「ライト」の雛形のひとつを作ってしまったと言っても過言ではないジェルデですが、今回はその原型により近い姿をお楽しみ頂けるビンテージのアイテムが入荷しましたので紹介させて頂きます。
ひらめきのライト
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こちらはブルーのプレートが付いた60年代の製造と見られるフロアランプ。既に製造から50年以上が経過した、貫禄のあるルックスです。

創業者ジャン・ルイ・ドメックの画期的な発明とは、一言で言ってしまえば「コードレス」。
電源からライトまでのコードは必要ですが、アーム内部はコード無くとも電気がしっかり通る仕組みとなっています。
その為いくら可動部を動かそうと断線の心配が無く、心置きなく照らしたい場所を照らせるのです。
1950年代に「コードレス」ですから驚きですよね。

今回入荷してくれたのは3アームタイプ。
各アームをグネグネと動かし、照らし出す位置はかなり細かく調節可能。実際作業場で使っていた作業員からしても、かなり使い勝手が良かったのではないでしょうか。

ベースにも注目です。使われているのは元々のライトのパーツではなく、自動車のブレーキディスク。
本来デスクや壁にしっかりと固定して使うものにベースとしてブレーキディスクを取り付け、どこでも使用できるようにとカスタムされたものなのです。
このカスタムを思いついたのは創業者なのか、はたまたフランスのどこかの一作業員だったのか…。どちらにせよ素晴らしすぎるアイデアです。

デスク・ワークテーブルの横に置いて作業用ライトとして、また壁に向けて間接照明として、空間を照らすフロアライトとしてと使い道は様々。工業製品の域を超えたアーティスティックな佇まいでお部屋にアクセントを加えます。

作業場から活躍の場を移し、誰もが認めるインテリアアイテムとして愛され続けるジェルデの照明。
ひらめきから生まれた抜群の使い心地、機能美を体現したかのような完成されたデザインを是非お楽しみくださいませ。
