Steiner
Model771 Tongue chair
本日は、すっきりとした鉄脚に、カジュアルで温かみあるブロックチェックを合わせた美しき名作" シュタイナー / Steiner "『 Model771 タンチェア Tongue chair 』のご紹介♪
幾何学のヴェール


大衆の日常にアートを。1950年代のフランス、デザイナーのジョセフ・アンドレ・モットは、富裕層のための高級家具ではなく、「誰もが日常で触れるデザイン」に情熱を注ぎ、装飾過多な伝統家具を打ち破るべく、シュタイナー社とともに工業化という名のデザイン改革に挑みました。


「Model771(タンチェア)」は、「硬質でインダストリアルな構造」と「ソフトで有機的な彫刻美」という、相反する素材と形を完璧なバランスで融合させています。「タン(舌)」の愛称が示す通り、極めてポップで有機的なシルエットが最大の特徴です。
空間に抜け感をもたらす有機的なミニマリズムを決定づけるのは、極細の鉄脚が八の字で支える構造。薄さを極限までコントロールすることで、座面が宙に浮くような美しきフローティングの錯覚を生み出しました。


3次元成型合板の「硬さ」と、肉厚なテクスチャーの「柔らかさ」。背もたれと座面が鏡合わせのように対峙する、完璧なシンメトリー。バッファローチェックの直線が有機的な波へと変奏されています。
無骨なインダストリアル素材である鉄の呼吸を、ブロックチェックが陽気なカモフラージュで包み込み、さらにプレイフルでコンテンポラリーな響きを放ち始める。この椅子は「虚」と「実」の絶妙なバランスで成り立っています。


用の美の極致でありながら、どこか夢のような浮遊感を孕んだフレンチモダンの真髄。相反する要素が静かに脈動する美しい彫刻となります。
線の静寂、布の鼓動。ただそこに在るだけで、空間に新しい秩序とエレガンスをもたらす至高の一脚は、現代のインテリアの中でこそ、その真価を静かに主張します。


市松の衣 織の体温
鉄の呼吸 構造の純度































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