Sika Design
Stool R65
こんにちは。用賀店のふくです。
本日は空間のアクセントとなるインテリア性の高い家具をご紹介させて頂きます。
アジアンな印象を受けるラタン素材の家具。
メーカーは意外にも北欧 デンマークでデザイナーはイタリア生まれ。
これだけでも少し面白いですよね。
是非最後までご覧ください。
軽やかで優雅な佇まい
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こちらは1950年代にデンマークに設立した“Sika Design/シカ デザイン”の『stool R65』。
約70年と長い歴史を持ったシカ デザインはハンドメイドによってラタン家具を数多く生み出しております。
北欧と聞くとチーク材を思い浮かべる方も多いと思いますが、実は籐や柳などの天然素材を用いた家具もたくさん生産しているんです。
このスツールのデザインを手掛けたのはFranco Albini/フランコ・アルビニ氏。
1905年にイタリアで生まれ、イタリアンモダニズムと伝統的な職人技を組み合わせた家具を数多くデザインし、Cassinaの家具も手掛けているそう。
こちらのスツールの特徴としては、やはり柔らかな曲線でしょうか。
イタリアの伝統的な技術で丁寧に編み込まれた表情は構造的なデザインを楽しませ、素材の持つ美しさまで最大限に引き出します。
こういった技術は長い年月をかけて生み出され、想いとともに後世に受け継がれてきたんでしょうね。
ラタンの特性としては軽量かつ柔らかでありながら強固。
一見、相反するようにも見えますが、この特性のおかげで余計な補強を必要とせず、最小の構成で形を成せるのです。
実際に腰を掛けてみると非常にしっかりとした座り心地で安心して身を任せる事が出来ます。
裏返してみると短い脚がついております。
この脚は絶妙な角度でㇵの字に開いており、着座の際にかかる荷重をしっかりと床に逃がします。
座った時に感じる安心感は素材だけではなく、安定性の高さからでもあったようです。
以上となります。
天然素材の温かみと職人の高い技術力を感じさせるアイテム。
美しいデザインは空間のアクセントとなりテイストも選ばないと思います。
長い時間を過ごすリビングシーンに設置頂くのが非常にお勧めです。
ちなみにSika は日本の鹿の軽やかで優雅な佇まいから由来しているそうです。