com.temporary furniture
home desk
こんばんは。用賀店のふくです。
今日は少し変わったアイテムをご紹介させて頂きます。
新進気鋭のデザイナーアイテムや少し変わったものが好きな僕のお気に入りでもあり、表参道にあるCIBONEでも取り扱いがあるので感度の高い方なら知っているかもしれません。
アイキャッチの画像だけだと、どんなアイテムなのか想像がつかないと思いますので是非、最後までご覧くださいませ。
心を動かす家具
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写真にある通り、組み立てるとこんなにも素敵なデスクの完成。
天板と脚部、つなぎ貫の計5つのパーツで成り立っている単純な構造でありながら、洗練された表情を見せてくれるアイテムにはそうそう出会えるものではありません。
まさにコンテンポラリーデザインの完成形といったところでしょうか?
このデスクは“com.temporary furniture/コン ドット テンポラリー ファニチャー”が製作したホームデスクと言います。
デザインを手掛けたのはスイスのコリン・シェリー氏。
日本での販売がスタートしたのは2014年とまだ若いブランドではありますが、コリン氏は日本でも活躍しておりアーバンリサーチのコンセプトブックやリサイクルバッグブランドFREITAGのグラフィックやパッケージデザインも手掛けているそう。
彼の名は知らなくとも手掛けている作品を目にしたことがある方は多そうですね。
天板にはピスタチオカラーのリノリウムシートが貼られ、滑らかで清潔感を感じさせる表情が魅力的。
天板は横幅120cm奥行60cmとコンパクトなサイズ感ですので取り回しが良く、様々な空間で良きアクセントとなってくれます。
また、リノリウム天板はメンテナンスが簡単なところも嬉しいポイント。
更にctfのアイテムの面白いところは「MADE HERE」というプロダクトにあります。
天板やフレームに用いられた積層合板はローカルウッド(販売国で育てられた木材)を使用しており、こちらには国産の唐松材が用いられております。
日本でも地産地消なんて言葉がありますが、ヨーロッパ圏でもその文化が根付いており、実現した素晴らしい取り組みだと思います。
この唐松材は杢目の表情が豊かで力強さまで感じさせるところも良いですね。
元々は割れやすいなどの欠点がありましたが、現代の木材加工技術により克服。
耐湿・耐不朽性に優れておりますので長く愛用頂けそうです。
個人的にはノックダウン式であることで生まれる、材の交わる様に惹かれます。
どこか建築的にも見え、抜けのある表情は手元に置いておきたくなるほど魅力的に映ります。
天板から覗くつなぎ貫の断面も程よいアクセントとなり、特別なデスクであることを理解させてくれます。
高さが62cmと低い作りで合わせる椅子を探すのにやや手間がかかると思いますが、それも“このデスクの為”と楽しんで頂けると幸いです。
中古市場にはほどんど出回ることの無い珍しいアイテムとなりますので、気になった方はこの機会をお見逃しなく。