koefoed hornslet
EVA chair
北欧ビンテージ。
経年による輝きを放つ飴色美しいチーク材や厳かで気品ある佇まいは世界中の住空間に温かみと優美さを与え続けてきました。
今回入荷したのはコフォード ホーンスレット社の EVA ダイニングチェア。
北欧家具ならではの魅力は勿論、ちょっと変わった誕生秘話のあるアイテムです。
3人の娘。
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こちらは ”コフォード ホーンスレット koefoed hornslet ” の 『エヴァ EVA ダイニングチェア』です。
手掛けたデザイナーはニールス・コフォード。
自身の3人娘の名前を冠した3部作『Eva・Ingrid・Liz』のひとつで、その中でも特に特別で最も人気な大作です。
ひとの固有名詞を作品に名付けた家具はあまりなく希少ではないでしょうか。
素材にはアフリカンチークとも呼ばれるアフロモシア材を用いたものと思われますが、後年ローズウッドカラーのようなペイントが施させています。
杢目の主張はおとなしめですが、縦に細い線の入った力強い杢目や落ち着きある色合いはまさに質実剛健。
赤みがかった茶系の色合いも美しく艶ある光沢も相まって優美さと高級感を醸し出しております。
特徴的なのはこのハイバックの背もたれ。
先に向かうにつれて細くなる3本のスポークは、非常に滑らかで絶妙な厚さで削り出されており有機的なフォルム。
宙を舞うこの葉の様な躍動感さえ感じさせ、いつまでも見飽きさせない目新しさがあります。
滑らかな傾斜にも美しさが。
腰から背中の部分は身体側に張り出すような曲線を描き身体を支えてくれるデザイン。
反対に、背中から肩の部分は後傾するフォルムで自然と寛ぐ体勢をとらせてくれます。
後ろ脚はハの字で自然と後傾させてくれる確かな安楽性も確保。
見た目の美しさのみならず座り手の気持ちも考えられた思いやりあるチェアだと言えるでしょう。
角をとった脚部。
4つの脚は滑らかに、それらを支えるフレームも同様に削り出され上質な肌触り。
無機質にならないような工夫がなされ今にも動き出しそうな予感。
今回入荷されたのはグレーのファブリック座面。
座った際の適度な沈み具合は居心地が良く娯楽性の高さを感じさせます。
高級感ある表情とは対照的に家庭的なファブリックなので、この異素材の共存が住空間に調和をもたらしてくれることでしょう。
2脚同時に入荷致しましたので、ダイニングに置きご自宅を北欧風に彩ってみて下さい。
高貴ながら落ち着きと優しさを感じられる一脚。
デザイナーの ニールス・コフォードは娘の名前をつけるということは、より一層丹精込めて並々ならぬ想いで作ったことでしょう。
その想いが節々に伝わるアイテム EVA ダイニングチェア。
もしかしたら娘のEVAさんも、容姿端麗で包み込まれるような優しさを持つ方だったのかもしれませんね。
koefoed hornslet EVA chair A
koefoed hornslet EVA chair B