KOSUGA

New England Cabinet

空間のアイコン的アイテムであり、置かれた場所に別格なアクセントを添えてくれるのが "ガラスキャビネット"。

本日は、特に店舗用ディスプレイケースとして、雰囲気あるキャビネットをお探しの方の方に是非お勧めさせていただきたい、そんな逸品をご紹介させていただきます。

日本屈指の老舗家具ブランド"コスガ KOSUGA"が手掛けた、最高級ガラスキャビネット。

その歴史は文久3年にまで遡り、当時 "尾張屋"という籐家具作りを行うお店として創業した " コスガ KOSUGA" 。

創業当時から家具を作り続けており、今では160年以上もの歴史を持つ、日本でも数少ない家具ブランドの一つとなりました。

大正10年にはデパート最大手"上の松坂屋"と契約していたというのですから、日本の家具の歴史や文化に深く関与した存在でもあります。
また1954年、戦後の日本でいち早く洋家具を米国に輸出したのもコスガ社でした。
コスガ社は現在も家具好きの間でも根強い人気を博しており、2007年の東京国際家具見本市アワードでは銀賞を受賞する等、確固たるデザイン、卓越したクラフトマンシップが高く評価されています。

こちらはそんなコスガ社の人気シリーズ「ニューイングランド New England コレクション」のガラスキャビネット。

アメリカ建国の地となった"ニューイングランド"では、かつてイギリスから運ばれた洋家具が大切に使われてきたという歴史があり、アメリカ家具にとってもルーツとなる存在です。

そんなトラディショナルさにしっかりと磨きをかけたのがこちらの一点となります。

一目見るだけで分かるのですが、この説得力に満ちた風格。
デザイン、細部のディティールに至るまでが美しく映え、気取らずとも全く隙がありません。
この圧倒的完成度の高さは"本格的な洋家具"と言うよりも"本物の洋家具"と言って差し支えないでしょう。

4方全面がガラス張り、非常に手間と技術を要するもの作りがなされていますね。
特に感動させられるのは、ガラスと木材それぞれの素材感が引き立てあい、同居するその佇まいです。

きりっと面を反射させるガラスによる重厚感。
木材を丁寧に削り出した、匠の業が光るモールディング。
素材それぞれの厚さや造形の角度に至るまで全ての要素が見事にマッチしており、見ていて飽きの来ない逸品となっています。

視認性が良く光を良く集めてくれるので、大切な一点物や、商品のディスプレイにも最適な仕様。
クラシカルな装いですが決して野暮ったさはなく、あくまでシンプルなデザイン。
色味も心地よいビンテージテイストで、味わいの中にも高級感があり、木材の上質な風合いをそのままお楽しみいただけます。

兎にも角にも、こんなにも素晴らしいガラスキャビネットがこんな価格で手に入れられてしまうなんて、信じられないと思ってしまう程です。
アメリカン・トラディショナルスタイルとだけあって、様々なビンテージ家具との相性もよく、丁度天板上にもディスプレイスペースが御座いますので、雰囲気ある空間作りに思う存分お役立ていただけると思います。

一点のみの入荷となっておりますので、お探しの方は是非この機会にご検討くださいませ。