case study shop
Secretary desk
セクレタリーデスク自体は、古くからあるデスクデザインとなりますが、こちらはcase study shopによるオリジナルセクレタリーデスク。かのジョージ・ネルソンのスワンレッググループデスクをオマージュした、ミッドセンチュリーモダンなデスクとなります。
ハーマンミラー社で復刻する以前から、製造されていたとの事ですので、ジョージネルソン氏へのリスペクトの意味合いが大きく感じられるデスクです。
ネルソンのデスクを連想させるミッドセンチュリーモダンデザイン
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ウッド部分はチークの突板が使われており、天板は上段下段共にホワイトのメラミントップ。非常に爽やかで洗練されたデザイン性を感じます。
セクレタリーは、デスクトップ上の物を分けて置けるスペースという意味のようですので、ペンやステーショナリーなどが取り出しやすいように置けるデスクデザイン。
テーブルトップは、ホワイトのメラミントップとなりますので、飲み物などの僅かな汚れも拭き取れるお手入れが簡単な素材であり、ウッドとのコントラストもきれいな清潔感のある組み合わせ。
レッグ部はスワンレッググループデスクとは似て非なるものとなりますが、シャープで洗練された好印象を与えてくれるデザイン。
つま先の鋭利な感じも全体のデザインと良くマッチしていると思います。
今回のデスクには、嬉しいポイントとしてコードホールがしっかりと設けられている所です。
折角お洒落なデスクスペースを作り上げても、各種機器のコードがバラバラと見えてしまうと逆に美観を損ないますよね。
左のセクタリースペースの奥にコード専用の穴がありますので、PCなどを置くときはここからコードをまとめて排出できる為、デスクがより洗練された空間になると思います。
PCや電源を使わないときは、コードホールを塞ぐプレートもございます。
イームズのサイドシェルチェアがとてもよく似合います。それをとても自然な流れのように包容してくれる所まで、ネルソンのデザインに対する熱い情熱や尊敬を表したデスクだからだと思います。
デスクを造った経緯を辿れば、リプロダクト品となるのだろうと思いますが、それは単に良いデザインだからというものではなく、デザイナーへのリスペクトや思い入れが強くあんなカッコイイデザインを使ってみたいという憧れから生まれたデスクの様に思います。
滅多に見かけない優れたデザインデスクだと感じました。