Danish Vintage
KEVI CHAIR
多くのシーンで活躍するキャスター付きのワークチェア。
それらはワークスタイルに安定感と快適性を与え、幅広いシーンにまで普及しました。
本日ご紹介させて頂くのは現代のオフィスチェアの原点をデザインし、これまでの常識を打ち破ったデザイナーが手掛けた逸品。
素晴らしいチェアデザインと圧倒的な機能性を兼ね備えた名ビンテージのご紹介です。
快適性とデザイン性
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人間工学に基づいてデザインされ、現在のデスクチェアの元になったとされる名チェア、ケヴィ。
今回ご紹介させて頂くのは同チェアをデザインした建築家、ヨルゲン・ラスムッセンがデザインを手掛けたデスクアームチェアのビンテージアイテムです。
一体型のバックアームと曲線を描くユニークな脚デザイン。
それらを程よいバランスで支えるアルミフレーム。
印象的なこのデスクチェアは1960年代の後半、米Knoll社の為にデザインされたモデルと思われる希少な個体です。
現在では当たり前となったキャスター付きのチェア。
このキャスターは1965年ケヴィのデザイナー、ヨルゲン・ラスムッセンが双子の兄弟であるイブ・ラスムッセンと共に開発したものでした。
元々は金属で作られていたキャスター。
不安定で重たく、床を傷つけてしまう上に高コストな金属製キャスターはデスクチェアには不向きでした。
ラスムッセン兄弟は試行錯誤の末、プラスチック製のダブルキャスターを発明。
安定感があり360度スムーズな回転を可能にしたホイールは様々な環境でもその能力を発揮しました。
このチェアにもオフィスチェアの原点と言われる所以であるキャスタ―が採用されており、非常に軽やかな動作を見せてくれます。
背と座には程よい弾力のプラスチック。
表にクッションが採用されており柔軟性と安定感ある座り心地です。
無駄の無いシンプルな仕様ながら長時間のデスクワークにも適応してくれそう。
昇降機能によりあらゆる体型にも対応。
まとまりのあるフォルムとアルミ素材特有の質感により存在感を持ちながらも軽やかに佇みます。
ファブリックは発色の良いグリーンに張替え済み。
ユニークなデザインと相まってキャッチーで良い雰囲気に仕上がりました。
後ろ姿も綺麗なのでデスクに差した際にも魅力を発揮してくれそうです。
長時間のデスクワークに対応する高い実用性が必要とされるデスクチェア。
故にデザイン性を損なったものも少なくない様に思います。
デンマークの機能美に基づいたデザイン哲学とデザイナーのセンスはその両方を叶え現代でも通用する美しい説得力を見せてくれます。
ワークシーンを彩る名ビンテージ。
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