Gretsch

60's vtg 6186 Clipper

Gibson、Fenderと並んでエレキギターの代名詞的ブランドGretsch。カントリーやロカビリー、オールディーなロックンロールと相性抜群なギターを多く生み出しているアメリカのブランドです。 今回はいつもと毛色を変えてヴィンテージギターを取り上げたいと思います。

リアルヴィンテージのみが出せる乾いたサウンド

Gretschが生み出した名機は数多く、世界一美しいギターと称されるホワイトファルコン、The Beatlesのジョージハリスンの使用で有名なカントリージェントルマン、国内ではチバユウスケ氏や浅井健一氏なども使用しているテネシーローズやテネシアンetc... 今回ご紹介するのは6186 Clipperという耳慣れないモデル。 前述の有名モデルとの違いも含めて細かく見ていきましょう。 まず特徴的なのはあまりにも男らしい1ピックアップ仕様。 この音しか出さねーぜ、と言わんばかりのシンプリシティです。よってコントロール類もボリュームとトーンのみ。一体何に使うの？と聞きたくなるほどたくさんスイッチが付いたモデルが多いGretschの中では最もシンプルな部類と言えます。 ポジションマークもドットインレイとネック周りも至ってシンプル。当時のスチューデントクラスといった立ち位置なのかもしれませんね。 ブリッジもビグスビーなどのゴツいものではなくブランコテールタイプ。こちらは緑青がびっしり付着してヴィンテージらしい雰囲気が満点です…！ 何気にGretschでサンバーストカラーってあんまり見ません。他メーカーでは極々一般的なカラーリングなだけに新鮮味がありますね。 残念ながらヘッドロゴがほとんど剥がれていたり、トラスロッドカバー、ピックガードが欠品しております。 しかしナットやジャック、恐らくポット類も近年交換されているので、ヴィンテージながらガンガン弾き倒せるコンディションを保っています。 縮みこそ見られるものの、オールドGretschの泣き所であるバインディングの崩壊もありません。 サウンドはさすがヴィンテージ。60年近い年月を経てカラカラに乾いたグッドサウンド！センターブロックの無いフルアコ構造も相まって、生音でも十分に大きな音でガツンと鳴ってくれます。 コレクターズアイテムとは言えませんが、しっかりとメンテナンスを繰り返しながら使われてきたプレイヤーズコンディション。ヴィンテージギター相場もどんどん上がり手が出しづらくなっておりますが、この価格でリアルヴィンテージが手に入るのは魅力ではないでしょうか。 家具の取り扱いがメインのimptionですが、楽器も喜んで買取致します。 楽器のご相談でしたら祖師谷大蔵店にお任せ下さい！

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Item number: RJ03-08

Price: ￥120,000-

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