GRAS LAMP
Model 204 + REFLECTOR 1055
こんにちは、ユキナです。
著名人が持っているモノが魅力的に見えたり、同じものが欲しいと思うことはありませんか?
近いところで言うと、人気の芸能人がテレビやSNSで着ていた/持っていた洋服やバッグなどが次の日には完売している、なんてことは多々ありますよね。
特に自分が憧れている人や尊敬している人が愛用するものは、どこか特別で自然と興味を抱くものです。
本日は、かの有名な巨匠ル・コルビュジエを始め、アンリ・マティスや藤田嗣治など先見の目を持った芸術家たちが愛用していたことで有名な、ある照明をご紹介させて頂きます。コルビジエファン必見です!
あのコルビュジエを魅了した照明
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ある照明とは、1921年フランス人発明家のベルナール・アルバン・グラにより、アトリエやオフィス用に生み出されたグラランプです。
ネジや溶接を一切使わないジョイント方式の構造で設計されたランプは、当時としては革新的なデザインでした。
1927年にはRAVEL社に製造が引継がれ、同氏の名を冠した「GRAS」として製造がはじまります。そこで、ル・コルビジェのように多くのデザイナーの目に留まり、そのブランドは確かなものとして認知されていきました。
さらに、2008年にはDCW edition社にて復刻版も発売されています。
こちらは1930~60年代までに製造されたRAVEL社のモデル204に、円錐型のシェード1055が付いた個体。
アームのジョイントパーツに「LAMPE RAVEL CLAMART 」の刻印があり、後年にリペイントとコード・コンセントの交換がされているセミ・フィックスタイプとなります。
また同シェードは、"Dessinateur(デシナトゥール)"=製図家・ドラフトマン・デザイナーを意味する副題が付けられており、当時ル・コルビジェが自身のアトリエや建築の中でも好んで使っていたことで知られています。
同モデルの最大の特徴は、クランプ部分を取り外すことで2パターンの仕様で使えるところ。写真のように、天板以外にもパイプなどの円柱に対してもしっかりと固定することが可能です。
ボールジョイント構造により、支柱は360度回り、アームとヘッドの関節はそれぞれ角度調節することができます。
好きな設置場所で好きな角度から自分好みの使い方が出来るグラランプ。アトリエやオフィス用に作られたにふさわしく、クリエイティブな現場で活躍してくれること間違いありません。
完全オリジナルではございませんが、ビンテージ品ながら状態も良く、これから十分に経年変化をお楽しみ頂けるグッドコンディションです。
コルビジェが愛した照明として様々なメディアに取り上げられ、いつかは欲しいな~と憧れを抱いている方も少なくないはず。
コルビジェファンはもちろん、快適で無駄のないワークスペースをグラランプで実現してみませんか?