GUBI Semi Pendant Light

こんにちは、ユキナです。 空間づくりの要と言われる照明。お部屋の灯り一つで空間全体の印象がガラリと変わる程、実はとっても重要な役割を担っているのです。 でも、実際はお部屋の家具とのバランスを気にして、なかなか思い切った選択が出来ないという方が多いのではないでしょうか？ そんな方にオススメしたいのが、Semiペンダントライト。 しっかりと存在感がありながらも、悪目立ちせず、空間と上手く調和してくれる素敵な灯りです。

空間を包み込む優しい光

>>この商品の詳細を確認する 1968年に、デンマーク「フォグ＆モループ / Fog＆Morup」社にて発表されたセミ。 当時まだ建築学生だった「クラウス・ボンデロップ＆トーステン・ソーラップ」の二人が手掛けた作品となります。 同年代の北欧デザインの主流であった柔らかく有機的なデザインに反し、シャープで美しいラインと幾何学的なデザインを取り入れた照明を作りたい。 その一心で生まれたセミは、ロイヤルデンマーク美術アカデミー建築学院のコンペティションで最優秀賞を受賞し、1980年代のベストセラーとして大成功を収めるのです。 日本では、ホワイトカラーのみ、ライセンス契約したヤマギワにて取り扱いがありましたが、その後惜しまれながらも廃盤となっています。 そしてこちらは、同じくデンマークにて1967年に創業した「グビ / GUBI 」社にて復刻された現行モデル。 同社は主にベニヤを使用した革新的な成形技術を駆使し、世界的なデザイナーとのコラボレーションにより、独創的な家具・インテリアを多く生み出しています。 インプションでは、現在セミの他に同社の「マテゴ トロリー / Mategot trolley」を取り扱っていますので、是非合わせてチェックしてみて下さいませ。 セミならではのとんがり帽子のようなユニークな形状は、一体どのように作られているのでしょうか？ シンプルに見えるラッパ型のシェードですが、実は4分の1の円弧を背中合わせに繋ぎ、一枚のアルミ板を絞り出して成形していく高度な技術を有する設計となっております。 まさに建築家志望の二人らしい幾何学的な構成ですよね。 3サイズ展開がある中で、こちらは直径60cmの一番大きいサイズとなります。 カラーはオリジナルからずっと存在するホワイトカラー。2010年よりブラスゴールドやクローム、コッパーなどの新色が発表されていますが、汎用性の高さを考えるとホワイトが一番扱いやすそうです。 灯りはE26/60W相当となりますが、シェードの内側もホワイトペイントが施されていますので、光を真下から周りへ拡散し、1灯でも十分な明るさを確保することが出来ます。 ダイニングやリビングシーンなど、空間を包み込んでくれるような優しい光を演出するセミ。 北欧モダンを始め、和洋問わず幅広いテイストに馴染んでくれるところ、またコーディネートの主役にも引き立て役にもなれるところが世代を超えて愛され続ける理由のなのかもしれません。 是非この機会にお部屋の灯りを見直してみてはいかがでしょうか？