GUDME

Vintage Extension Table

経年で風合いを増した美しい杢目が惹きたつ凛とした佇まい。

北欧デンマーク『Gudme/グドメ社』のエクステンションテーブルです。

スタンダードな北欧デザインを守り、銘木を贅沢に使用したプロダクトを生産する同社が、60年代に発表した代表的な作品の一つになります。

綺麗な円を描き、角も優しく削り出された丁寧な造り。

優しい印象の中にどこか洗練された空気を内包した北欧家具の意匠を強く感じさせる逸品です。

大自然のあたたかみをそのまま切り取ったかのようなテーブル。

デンマークを始め北欧諸国は長く厳しい冬に室内で過ごす時間が多いという状況から、北欧のことばで『ヒュッゲ』（ほっとくつろげる心地よい時間、またはそんな時間を作り出すこと）を大切にし、家具のデザインもシンプルでいて飽きがこない、それでいて素材の良さを引き立てる洗練されたデザインが好まれ、昔から多く造られてきました。

デンマークの老舗工房”Gudme Mobelfabrik”もそんな北欧の思想を色濃く反映させた自然素材本来の温もりを残した温かみあるプロダクトを世に多く輩出しております。

特に熟練された職人たちの手によって大切に作られている1950～60年代の作品は世界的にも評価が高く、日本国内でも根強いファンが多く存在します。

今回入荷したモデルは初見では飴色に経年変化したチーク材のように見えましたが、実はオーク材で造られているダイニングテーブル。

歴史を刻んで綺麗に色付いた深みのある表情の中に、オーク材特有の力強い杢目と虎斑が顔を覗かせています。

自然の力強さと生命力を感じることができる、大自然の温かみを切り取ったかのようなテーブルとなっておりますね。

また、自然と視線が中央に集まり、家族団らんの時を過ごすのに適しているラウンド天板ということもあり、楽しいお食事のひと時や家族との時間に小さな幸せを感じることが出来るかと思います。

また、急な来客や家族が増えたりなどの嬉しいイベント時にもサッと対応できるエクステンション機構も有しており、最大170ｃｍ×122ｃｍとかなりゆったりとしたサイズへも変更できる点も嬉しいポイントですね。

世代を越えて家具を引き継ぐ事も多い、北欧の暮らしに寄り添ったあたたかみ溢れるアイテム。

是非、その魅力を肌で感じ、ヒュッゲなひと時を日常生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。