craft furniture
solid wood stool
時に巡り合う正体不明のアイテム。
いつ生まれどこで作られたのか。
何故このようなかたちになったのか。
得体の知れないそれらはデザイナー等の身元が知れた名品に劣らない魅力を放つこともあります。
本日ご紹介させて頂くのもまた、アノニマスなスツールです。
正体不明の魅力
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無垢材を大胆に、且つシンプルに刳り出した木製スツール。
一切の無駄を感じさせないかたちながら、どこか唯一無二の雰囲気を持つアイテムが本日の主役です。

シンプルながら存在感は抜群。
それぞれが異なる表情を持ちます。
コンパクトですが空間づくりの要となる一脚と言えます。

力強い年輪と杢目は元々の素材を想像させる箇所。
時間を重ね育った木材の魅力を随所から感じさせます。

全体を覆うスリットは天面で交差。
プリミティブな佇まいにスタイリッシュな印象を与えます。

木材特有のヒビや割れ、歪みも魅力のひとつ。
デザイン的な要素として昇華され、深い風合い所々に見せます。

緩やかなカーブを描く座面は身体に馴染み、以外にも快適な掛け心地。
スツールとしては勿論、ディスプレイラックや花台等、多様なシーンやスタイルで活躍してくれそうです。

これほどの雰囲気を持ちながらも詳細は不明。
デザイナー共にこのプロダクトがいつ、どこで、誰が作ったのかもわかりません。
しかしながら物の魅力はネームではなく、デザインの本質に宿るもの。
無名ながら美しい、特別な逸品です。
