Knot antiques
ORIZA DESK
見た目のままだったり、何かに例えてみたり、思いやアイデアを表現したり、はたまたシンプルに番号だったり、さっぱり意味が分からなかったり。
中にはアノニマスなものもありますが、デザイナーや作り手によってさまざまに名前がつけられている家具たち。
そのネーミングの由来がなんだかいつも気になって調べてしまうのです。
歴史を辿るように

もちろん今回も例にもれずリサーチしてみました。ターゲットはアンティークのようなシャビーシックな佇まいがたまらないデスク「オリザ | ORIZA」。
新しくも懐かしいビンテージスタイルを軸としトータルコーディネートを提案するブランド、Knot antiques(ノットアンティークス)の1台です。


「ORIZA」とはラテン語で稲を意味する言葉。またそれが転じて実り豊かであることを表すそう(ちなみに正しい発音はオリザではなくオライザみたい)です。
さらには、稲作が芽生え文化へと発展したことになぞらえてアートやテクノロジーを未来へ紡ぐプロジェクト名にも採用されるなど、日本文化の源流を象徴する言葉でもあります。



実際にこの言葉が由来となっているかは不明ですが、ブラウンの木色がたしかに熟した稲穂のような、もしくは小麦畑のような雰囲気を醸し出している気がします。
使われているのはパインと杉の古材。ろくろ脚や銅メッキが施された把手などの装飾によるクラシカルなデザインが繊細な印象を与えつつも、素材によって程よいカジュアル感が残されています。


また抽斗にはA3サイズの書類をしまうことができるうえ、すっきりとコンパクトな見た目ながら作業するのに十分な広さを確保したサイズ感もこのデスクの魅力のひとつ。
長く使い込んだような風合いと柔らかで温かく懐かしい風貌、そして高い実用性を叶えるのは、アンティークと現代のハイブリッドだからこその持ち味といえるでしょう。

家具を選ぶとき、名前で決めることはないかもしれません。でも由来を知っているだけでその家具に込められた意図が分かり、より大切にしたい気持ちが増すこともきっとあるはず。
稲のような色だから?アンティークの文化を繋ぐから?それともこのデスクでの作業が豊かに実ってほしいという願いから?
オリザデスクのようにもちろん正解が分からないこともあるけれど、アンティーク家具が辿ってきた歴史を想像するようにネーミングに思いを馳せながら使うのもまたおもしろいものです。































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