CRASH GATE “ tab Leather Works ”
JAZZ SOFA 3seater
こんにちは。学芸大学店の本日のブログでございます。今日、昔のアルバイト先の後輩からお茶に誘われる夢を見ました。そして目が覚めてスマホを見ると、昔のアルバイト仲間のグループLINEからその子が「退会しました」という通知が来ており、びっくりしました。寝ぼけてスマホを見た訳でもないだろうし、何かその子にあったのかな…?と思わずにはいられず、およそ10年ぶりくらいですが連絡してみようかと思います。謎な出来事ではありましたが、そんな謎つながりで家具のご紹介をさせて頂きます。
起源不明!ミステリアスなトラディショナルデザイン
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ご紹介させて頂くのは日本を代表する家具メーカー「関家具」のデザインチームによるコレクションの“ CRUSH CRUSH PROJECT / クラッシュクラッシュプロジェクト ”によるブランド、“ タブ レザーワークス/ tabu Leather Works ”の“JAZZ SOFA / ジャズ ソファ”です。こちらは既に廃盤品。謎多き逸品です。
しかしながら今回突っ込む謎はジャズソファのデザイン。こちらのジャズソファはいわゆる「チェスターフィールドソファ」と呼ばれるソファになります。チェスターフィールドソファとは、イギリス発祥の王道スタイルのソファの事。総革張りの鋲飾り・ボタン留めソファの総称のことを指します。
というところまではハッキリとしている事なのですが、そのデザインは誰が作ったのか、チェスターフィールドというこの大それた名前の由来はなんなのか、というような事が現在に至るまで不明のままなんだそうです。北米の一部では「チェスターフィールド」という言葉自体がソファの代名詞となっているくらいの存在ですが、イギリスでは「ボタン付きの背もたれと肘、肘掛けと背もたれが同じ高さ、丸まっている形のアーム」のソファの事のみを指すようです。このようにその地域や人によってチェスターフィールド像はバラバラなようなのです。
チェスターフィールド公爵4世が作らせたという説が一般的なようですが、立証できる資料は見つかっていないというミステリー。上着にシワが付かないように特別に作らせたという英国紳士らしい分かりやすい内容ですが、実際の所は謎のままです。その説から行くと、確かに英国紳士めいた独特の荘厳な雰囲気がチェスターフィールドソファにはあるように感じます。
さて、由来はどうあれ、人気な事には変わりないチェスターフィールドソファはその雰囲気を残したまま現代風に姿を変えていきました。こちらのジャズソファも現代の生活にあった3シーターながらも存在感を程よく抑えた丁度いいサイズ感。それに加え、タブならではのオイルレザーとナチュラルで可愛らしい脚がクラッシュゲートらしいアレンジでオシャレですよね。
味わい深さはどんどん使っているうちにも増していくことでしょう。歴史ある謎多きソファではあるものの、気持ちの良い座り心地をもたらしてくれて、お部屋のコーディネートの幅を広げてくれるこちらのソファ。是非この機会にいかがでしょうか?