Cuero
BKF Chair & Flying Goose
私たち家具好きの目を楽しませてくれる『名作チェア』。
時に既成概念を壊してくれるような尖ったデザインとの出会いは、その後の人生に影響を与えるかもしれません。
なんて大げさに言ってみましたが、本当にそんなことがあり得るのがデザインの持つ力。
本日ご紹介するのも影響力の高い大・名作です。
蘇ったグッドデザイン
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通称バタフライチェアとしても知られる"BKFチェア"。雑誌などメディアに登場する機会も多いことから、気になっている方も多いと思います。
アルゼンチンのデザイナー「アントニオ・ボネット」、「フアン・クルチャン」、「ホルヘ・フェラーリ=ハードイ」らによってデザインされました。それぞれの頭文字をつなげてBKFとなったのですね。
BKFチェアは時代によって様々なメーカーからリリースされていたことでも知られており、かつてはアルテックやノルなどのビッグネームも正規ライセンスを得ていたことがあるようです。
一時は大量生産されたことで市場価値が崩落。生産終了の憂き目に遭うことになりましたが、再生産を望む声は多く、2000年代に入ってからスウェーデンの"Cuero クエロ"社が復活させたというドラマがあったのです。
細いフレームに大判なレザーを被せた、宙に浮くようなフォルム。思わず腰掛けたくなりますね。
とても挑戦的なデザインだと思いますが、誕生はなんと1938年!第二次世界大戦やイームズらが活躍したミッドセンチュリー期よりもさらに前というから驚きです。
フレームにレザーシートに引っ掛けて留めるだけと、構造はいたってシンプル。
名曲ほど誰でも口ずさめるシンプルなメロディだったりするように、デザインにおいても分かりやすく、作りやすいから爆発的に人気となったのでしょう。
ぐるっと見回してみても全方位完璧なフォルムで見惚れてしまいます。
今回はBKFチェアと併せて使いたい"フライング グース Flying Goose"オットマンも入荷しました。こちらはインプションでも初めてのお取り扱いとなります。
BKFの弟分と言ったコンパクトな一脚で、スツールとしても使えますが、やはりセットで取り入れて寛ぎの時間のお供にしたいですね。
優れたデザインの殿堂と言える"ニューヨーク近代美術館・MoMA"のパーマネントコレクションにも名を連ねている名作チェアのご紹介でした。
空間の顔となる様な一脚をお探しの方は、この機会にぜひご検討下さいませ。
クエロ Cuero BKFチェア バタフライチェア ラウンジチェア マリポサブラック レザー
クエロ Cuero フラインググース Flying Goose スツール ブラック レザー