Carl Hansen & Son
CH24 dining chair
"名作"。辞書を引くと『すぐれた作品。有名な製作物』という意味。誰もが知っている言葉です。個人的には、imptiomに入るまではCDや映画、漫画などのメディアをイメージしていましたが、今回ご紹介するYチェアは、そんな言葉にふさわしいアイテムです。本日は、Carl Hansen & Son CH24 Yチェア ビーチ材 ソープフィニッシュのご紹介です。
いつか欲しい!ハンス・J・ウェグナーの憧れの名作チェア!!

創業から100年以上の歴史を誇るデンマークの名門ブランド カールハンセン&サン Carl Hansen & Son。木材を使用した高品位な製造技術に優れ、現在はデンマークのゲルステッドの工場で最新設備を駆使した機械による加工と職人の手作業を合わせて生産を行っています。ハンス・J・ウェグナーとのつながりは1949年からのようで、後世に残る数々の製品を開発しています。
さて、ハンス・J・ウェグナーについてですが、デザイナーズ家具を熟知している方々なら、どんなデザイナーだったかもうご存知だと思いますが、一言で表すなら、『20世紀最高の木工家具の名手』だと思います。93年という生涯の中で、500種類以上の椅子をデザインしました。アルネ・ヤコブセンを輩出したデンマーク王立美術院と並び、数多くの優れたデザイナーを世に送り出したコペンハーゲン美術工芸学校の出身で、家具設計を専攻していました。

肝心のCH24 Yチェアですが、ウェグナーがデザインした中でも代表作と呼び声高いアイテム。ニューヨーク近代美術館をはじめ多くでコレクションされていますが、日本でも「Yチェア」を目にする機会はとても多いのではないでしょうか。名前の由来となった背もたれの"Y字"。その古典的ともいえる、美しい彫刻的なフォルムは明朝時代の椅子がモデルとなったと言われています。
アームと背もたれを兼ねるパーツには曲げ木、特徴的なY字形のパーツには成形合板、他のパーツは無垢材の削り出しと、適材適所で3種類の加工法を駆使されており、製作工程の100以上を手作業で行う手練ぶりです。
また、120メートルのペーパーコードで製作される座面は、長年に渡り使用できる優れた耐久性をもっています。まさに木工技術の真骨頂。適度な弾力で安定した快適な座り心地を提供してくれます。

ウェグナー作品の特徴である曲木で製作された背もたれは、フレームの緩やかで有機的なラインが美しく、背中を包み込みながらハーフアームの肘掛けの役割もこなす仕様となっています。そして、座る人を軽やかに受け止め、ゆったりと包み込む座り心地を実現させています。

背もたれとアームが一体となり優美な曲線を描く木製フレーム・・・。脚先に向けて細く伸びるレッグ・・・。正面から見た姿は勿論、テーブルとあわせた時のバックスタイルも美しく、ダイニングやリビング等、シーンを選ばずお使い頂けます。どの角度からみても、うっとりしてしまいますね。

Yチェアは発表されてから、すでに半世紀以上の時を経過していますが、シンプルで美しい曲線の中には、どこか東洋的な雰囲気も漂い、今もなお古びることなく新鮮です。まさに名作と呼ぶにふさわしいチェアです。座り心地の良いチェアとしてはもちろん、オブジェのようなインテリアとしての一面も多分に含んだこちらで、毎日の生活により良いものへと変えてみてはいかがでしょうか。
----------------- SPEC -----------------
Item number: RK25-10
Size: W56 × D55 × H76 (SH43) cm
Price: ¥Sold Out-
詳しい画像やコンディションは
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