Carl Hansen & Son
CH33P
にぎやかしいお部屋の中にあっても、静謐なお部屋の中にあっても。
ぬくもりがあって、お部屋を引き締めるような美しさも併せ持つ。
そんな椅子は世の中にそれほど多くは無く、だからこそ名作として愛されています。
今回入荷したのもそんな椅子。
是非その魅力をご紹介させてください。
静かな躍動感

デンマーク。ヨーロッパの中でも緯度が高いため北欧と呼ばれるエリアの中で、家具をはじめとしたインテリアでは特に人気のある国。
緯度が高い=日照時間が短いということもあり、過ごすことの多い室内で用いるアイテムに関する情熱は人並みならぬところがあり、多くの名デザイナーやブランドが今なお誕生している素晴らしい国です。



その中でも生涯500脚以上の椅子をデザインしたといわれるプロダクトデザイナー、ハンス・J・ウェグナーによる椅子は、良質な素材、丁寧なつくり、肉感的ともいえるフォルムが高い次元で一つになり、ビンテージから現行品を問わず高い人気を誇っています。


ウェグナーが他のデザイナーと比べて評価されている点に、協業する工房や企業の得意とするところを活かすデザインであったことが言われています。
ヨハネスハンセンのように少数精鋭の職人を抱える工房には芸術性を備えた技巧的なデザイン。例えばピーコック、512フォールディング、そしてザ・チェアを。
適切に加工機械を取り入れることで生産性を上げ、手に取りやすい価格を目指した今回カールハンセンには、ご存じYチェア(CH24)やエルボー(CH20)などなど。
現代ではその技術もさらに高まるところとなり、工場が火災にあってしまったゲタマ社が得意としていたソファのポートフォリオをカールハンセンが受け継いだことは記憶に新しいところです。

CH33は1957年デザイン。大きく板座と張座の2種類がありますが、今回は張座。
椅子ごとにいろいろなキャラクターがあるのも見逃せないポイントですが、CH33は特に「軽やかさ」が印象的です。


4本の脚はハの字を描くように、地面から中央へと集まっています。
無垢の棒材は、接合部付近の太さを残しながらも滑らかに細まり、動物の脚のような活発な印象。



背もたれは軽くて曲げ加工が得意なプライウッド。三日月のような笠木部分は円弧を描くように曲がり、カーブは腰をしっかと受け止めます。
ウェグナーらしく全高は74センチと控えめなため、幅広の背もたれは簡易的な肘置きとしてアクセスしやすいのもちょっとしたポイントです。(※プライウッドは薄いので、長時間は腕が痛くなります。ご注意くださいませ。)

前脚・後脚同士をつなぐ貫(ぬき)も真ん中で細くなり、座面を支える幕板は強度に影響のない部分を切り欠くことでスッキリとした見た目。
リズムがあり、無理なく出来た隙間が積み重なることで、まるでバンビのような活力ある自然な美しさを感じさせてくれています。

たとえば多くの人が安心して使うYチェアは、人によってはちょっとありきたりと感じてしまう人もいらっしゃいます(とてもうらやましく、贅沢な悩みではあります)が、今回のCH33なら、完成度の高さはそのままに、より自然に取り入れられると思います。

使ってよし、眺めてよしの名作は今回2脚入荷。
現在オーク材のダークブラウンカラーは取り扱いがなく、落ち着いた色合いに馴染むチェアをお探しであればまたとないチャンス。
長く満足を与えてくれる素敵なチェア。この機会に是非いかがでしょうか。































美しい北欧の名品
曲線が魅せる美しい曲木
時代を表現したポストモダン
感性を刺激するデザイナーズ
想いを馳せたスペースエイジ
魅力が詰まったレトロポップ
日本の民芸アイテム
やすらぎを感じるクラフト家具
ヴィンテージ家具の商品一覧へ
日本のヴィンテージ
米国のヴィンテージ
北欧のヴィンテージ
西欧のヴィンテージ家具
西欧のアンティーク家具
各国のヴィンテージ家具








商品保管サービスについて