Carl Hansen & Son CH002 Dining Table

キーワードやトピックを分類するタグ、ハッシュタグ。SNS上で情報を届けるうえで、欠かせないものとなりました。 次々と新しいトレンドが生まれたり、はたまた思わず吹き出してしまいそうになる大喜利が作られたり。検索の目安になるだけでなく、より投稿を楽しむためのツールとしても活用されています。 ハッシュタグって、意外と奥が深いみたいです。

#丁寧な暮らし

>>この商品の詳細を確認する 凝ったデザインはなく普通。でもこの普通はひと味違う普通。木の柔らかさが全面から感じられ、見るからにきめ細やかに作られている様子が伝わってくる。 このテーブルを投稿するなら、こんなハッシュタグをつけたくなります。 ウェグナーの最後期にあたる1982年に発表された「CH002」は、都会の住空間に対するニーズに応えてつくられました。 普段はよりコンパクトに、特別なときはフレキシブルに、自在に変幻するデザイン。その要望に対する答えこそがバタフライテーブルだったのです。 かまぼこ状のドロップダウン天板を備えたダイニングテーブル。 両翼を降ろすと90cm角のスクエアに、片翼を上げるごとに+48cmずつ伸長することができます。 さらに、追加天板は左右ともヒンジによって取り付け＆取り外しが可能。 天板が下がった状態だと座る位置が固定されてしまうというバタフライテーブルの欠点を、いとも簡単に解決しています。 そして、木肌は白木のような色合いのビーチ材。さらさらとした手触りと滑らかな曲線は、ついなでてしまいたくなります。 艶のないマットな質感は、素材の良さを最大限に引き立てる。素朴さを残す優しいソープフィニッシュだからこそ成せる仕上がりです。 そのこだわりは細部にまで行き届き、天板だけでなく裏面も脚部も同じ肌触り。 このテーブルを取り扱うCarl Hansen & Son（カールハンセン＆サン）社では、受注生産で納期まで8カ月かかるのですが、職人さんの手作業による丁寧さがそこに示されています。 何気ない毎日に溶け込む気取らなさをもちながら匠を感じさせる心地良さが、丁寧な暮らしを後押しする巨匠のテーブル。 Yチェアが似合うことはいうまでもなく、さまざまなテイストの家具を受け入れてくれる広い懐があります。 ウェグナーの普通は、もはや普通じゃありません。