Karl andersson ＆ Soner

Cabinet

北欧ビンテージ家具と聞くとどうしても思い浮かぶのはチーク材。

しかしながらもちろん他の材を使用した家具にも優れたものが多く存在します。

今回紹介するのは美しい木肌のパイン材を使用した家具を得意とするブランドからの1点。

この機会に是非注目してみてくださいませ。

パイン材と北欧デザイン

1889年創業、実に120年以上の歴史を持つ"Karl Andersson & soner"。

1940年代以降にはボーエ・モーエンセンやカール・マルムステンと協働し数々の名作を生み出しました。

今回紹介のアイテムはデザイナーのいないオリジナルアイテムですが、非常に同社らしいデザインの1点です。

直線的で無駄の無い、北欧らしいフォルムのキャビネット。

装飾も最小限。取っ手のみが特徴的な形状をしており、全体の良いアクセントとなっています。

広々とした前面の扉にはパイン材家具にはよく見られる節が見当たりません。

その為パイン材を使った家具ながらに素朴になり過ぎず、高級感のあるモダンな印象に仕上がっているように思います。

パイン材の家具は軽い印象がありますが、こちらのキャビネットはずっしり。それもそのはず、全体にしっかりとした無垢材をしようしており、側面の板に至ってはその暑さは3cm。

内部の棚板を支えるダボも真鍮製であったりと、ビンテージアイテムならではの贅沢な材使いをお楽しみいただけます。

内部には整然と棚板が並びます。細かく高さを調整できるので、お好みにカスタマイズして便利にお使いいただけます。

天板も広々としており、ディスプレイスペースとして活用可能。側面と奥側に壁が設けられているので、ある程度高さのあるものも安心して設置できますね。

是非自分らしくコーディネートしてお楽しみください。