kartell
Drawer system Model 4602
こんにちは、ユキナです。
モノとの"出会い"に恵まれたインプションに、また一つワクワクするお品物が入荷致しました。
一見なんの変哲もないドロワーキャビネットに見えますよね?
私も始めはそうでしたが、実際に触ったり動かしたり知れば知るほど隠れた魅力が見えてきたのです。
皆さんにも是非興味を持って頂きたいなという思いで、本日はこちらをご紹介させて頂きます。
遊びたくなるミニマルデザイン
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世界的なプラスチック(ポリカーボネート)家具の老舗であり、現在も大変人気のある家具メーカー、 Kartell(カルテル)。
カルテルの多くの作品を担うフィリップ・スタルクを筆頭に、世界的なデザイナーとタッグを組んで生まれた数々のプロダクトは、一貫してどこか心躍るユニークなものが揃います。
インプションでも今までに多くのカルテル家具を取り扱っていますが、こちらは中でも入荷数の少ないドロワーシステム、モデル「4602」です。
デザインを手掛けたのは、イギリス生まれのデザイナー「Simon Fussell(サイモン・ファッセル )」氏。
1971年に発表された同作品は、同氏の代表作と言えます。
現在はカルテル社での販売を終了しており、こちらはオリジナルのビンテージ品。ドロワーの裏面には、しっかりと刻印が残されています。
ドロワーシステムと言われる通り、ボックス型の引き出しを一つ一つ積み上げたスタッキングキャビネット仕様。
写真のように、ドロワーごとに付いた4つのダボパーツによって、引き出し同士を連結させただけの至って簡単な構造をしています。
私も実際に組み立てを行いましたが、説明書などが無くても簡単に組み上げることが出来ました。
今回は計6段のドロワータイプで、1段から6段までお好みの高さに合わせて組み合わせることが出来ます。
引き出しの深さは約11cm。書類などもすっぽり収まるサイズで、ファイリング用やデスク周りの収納としていかがでしょうか。
水を弾くプラスチック素材を活かして、脱衣所でタオル類を仕舞ったり、キッチンで保存容器を仕舞ったりという使い方もオススメですよ。
全身ブラックの家具に対して、抵抗感のある方も少なくないと思います。
確かに、箱型のフォルムと相まって圧迫感もありますし、言うまでもなくお部屋が暗い印象に成りかねません。
ところが、プラスチック素材の艶感や軽やかさが加わることで、そんな固定概念も覆してくれているように感じます。
同シリーズにはブラックだけでなく、ホワイトやオレンジ、イエロー、グリーンなどカラーバリエーションが豊富。
追加で色違いが手に入れば、モノクロでシックに、差し色を加えてポップに、色で遊ぶことだってできます。
さらには、ドロワーの向きを変えて互い違いに重ねることでまた違った楽しみ方が出来るのです。
まったく違うものに見えませんか?
発見したときは、えーすごい!と思わず声が出てしまいました(笑)
子供の頃に積み木で遊んだように、家具も遊び感覚で触ったり動かしたりすると新しい発見があるかもしれませんよ。
是非皆さんも自分なりの使い方を見つけてみて下さいませ。