Karimoku60/カリモク60
Kチェア 2009年エリアリミテッドモデル
本日も真夏というには相応しい酷暑っぷりですね。
私は今、猛烈に、アイスクリームが食べたいです。
ワッフルコーンの、コンビニで200円ちょっとで売っているバニラ味のやつ。
夏のお供には欠かせません。
バニラと言えば当店にKarimoku60/カリモク60よりバニラアイスのようなホワイト系のファブリックを使用した限定品のKチェアが入荷しております。
本日はこちらの商品のご紹介です。
相棒を選ぶ。愛す。
カリモク家具が60年代からのロングセラー品と復刻品を中心に再編集した家具ブランド「カリモク60」。
その中でも言わずと知れた定番商品、「Kチェア」。
線が細くて抜け感のあるフレームが美しい銘品です。
日本北欧スタイル家具ブームの最中、当時ミシン台等の下請けをしていた木工会社が1962年に「カリモク家具」として社名新たに再出発し、その際の自社製品第一号として作られたのがKチェアでした。
一発目から大ヒット商品を作り出してしまうとは驚きですよね。
その後、1960年代より日本のインテリア史の礎を築き上げてきたロングライフデザイン達を集め、改めてその価値を発信するためプロジェクト、「60VISION」が発足。
そのプロジェクトにカリモク家具も賛同し、派生ブランド、「カリモク60」が誕生しました。
本個体は2009年、Kチェアのエリアリミテッドフェアが開催された当時の店舗限定品です。
北関東に実店舗を構えるインテリアセレクトショップ、vanillaがプロデュースした当品はショップ名のバニラの通り、アイボリーとベージュの中間色のようなホワイト系のカラーとなっております。
ファブリックは綿や麻にも似たナチュラルな雰囲気の布地です。
Kチェアといえばモダンさとクラシカルさを併せ持った締まりのある黒のビニールレザーがトレードマーク。
通常モデルのKチェアが持つ上品さを保ちつつも素朴で柔らかい空気感も兼ね備えているため、女性のお部屋にも取り入れやすい一台となっております。
Kチェアが現在に至るまで愛され作られ続けている理由の1つにその軽量さ、コンパクト感が挙げられるかと思います。
元々輸出用家具を手本に日本の住宅事情に合わせて設計された本プロダクト。
組み立て式となっており、またパーツも極力少なく構成されていますので組立も簡単です。
また、コンパクトさが売りのKチェアの中でも本品はワンシーターのため、より手軽にお持ち運びいただけます。
日本人の体型に合った設計による、身体にフィットするサイズ感も注目のポイントです。
座面高は37㎝と低めで、その分奥行きがゆったりとしています。
背もたれの緩やかなアールと適度な硬さのクッション、手触りの良い艶やかな木製アームが身体を包み込み、まさに身を委ねるような極上の使用感を実現しています。
クッション部分には「Sバネ」を採用しており、適度な反発力をキープ。
柔らかいクッションソファよりも断然疲れにくく、長時間のご使用にも最適です。
木材部分はラバートリー材(ゴムの木)となっております。プレーンな見た目が特徴の木材ですが、使い込むほどに木の艶感やしっとりとした風合いが出てきます。
Sバネや職人の手作業によって生まれたくるみボタンの効果により耐久性は申し分ありませんが、万が一破損が起こった際も背もたれやファブリック、肘掛けといったパーツごとの交換が可能となっておりますので更に安心です。
修理やメンテナンスをしながら末永くご愛用いただる、ロングライフで環境にも優しいチェアとなっています。
共に時間を歩めば歩むほど、自分に馴染む世界に一台のマイオリジナル・チェアとなっていってくれます。
考えただけで愛着が湧きますね。
お気に入りのお部屋の一等地に置いて、のんびり寛ぐ際の相棒として、是非如何でしょうか。
以上、Karimoku60よりKチェアのご紹介でした。