karimoku
コロニアル ローテーブル
今や日本を代表する家具メーカー"karimoku/カリモク"は、1940年に木工所として創業し、1962年から本格的に自社の製品として家具を製造、販売、以後はKチェアやドマーニシリーズなど、高い評価を誇るシリーズを輩出してきました。
本日はそんなカリモクから、シンプルさと上品さを兼ね備えた一台をご紹介致します。
内に秘めた強さ
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こちらが今回ご紹介するカリモク コロニアル ローテーブルです。
コロニアルシリーズは、"アーリーアメリカン"とも呼ばれる17世紀~18世紀の植民地時代のアメリカで広まったスタイルを踏襲したデザインで、シンプルな中にヨーロピアンな装飾が垣間見えるのが特徴です。
シンプルな構成ながら、幕板や脚などに装飾が施されており、アンティークな風合いが醸し出されています。
特にこの脚は、ろくろ脚でありながら先端はシンプルに丸めたデザインで、実用性とのバランスが図られています。
高さは45cmと、ローテーブルとしてはやや高め、ですがそこにチェアを合わせてみるとジャストフィット。
落ち着いた雰囲気がソファ、チェア問わず合うこと間違いなし。
そしてデザインも去ることながら、特に驚かされたのがその剛性。
天板裏の四隅をステーで固定しているだけでなく、幕板の下からもネジで固定しているので、ぐらつきや強度の不安はほとんどないんじゃないでしょうか。
主材となるのはブナ材とラバートリー材。
いまいち聞き慣れないラバートリーという木材は、マレーシアで採れる「ゴムの木」なんです。
安定した木材の供給が課題だったカリモクは、植えてからすぐに大きく育ち、ゴムの樹液が採れなくなったら処分されていたラバートリーに着目し、家具への加工方法を確立させました。
プレーンな木目で剛性もしっかりしたラバートリー。こういったクラシカルな家具にもマッチした表情を見せてくれます。
いかがだったでしょうか。
シリーズ開始から半世紀が経った現在も、脈々と続くコロニアルシリーズ。生活を共にし、長く付き合っていける、そんな一台のご紹介でした。