KARIMOKU NEWSTANDARD
COLOUR WOOD PLAIN LARGE

最近しっかりと学問的な内容のSFを見かけない気がします。ぶっ飛んでいるSFも良いのですが、リアルなSFも良さがありますよね。「インターステラー」や「オデッセイ」などは学術的な内容が登場してくる分かりやすい例かと。両方とも比較的分かりやすくオススメです。

物理学や量子力学など映画から興味を持つ方も多いかと思います。また、意外な物の形からも物理学に基づいているなど発見ももたらしてくれますよね。蜂の巣のハニカム構造などは有名で、効率よく少ない材料で高い強度をもたらすのが6角形を連ねた形です。なんて事無い角の数でも奥が深いんですね。

それを自然と作っていたハチは人間より賢いのかも。

今回ご紹介するのはそんな自然界には無い形ながら、どこか自然的な力強さを感じさせるローテーブルです。

お部屋に切り株？

1940年創業 愛知県の老舗家具メーカー" カリモク家具 "。"カリモクニュースタンダード KARIMOKU NEW STANDARD " は、同社が2009年にスタートさせ国内外より有数のデザイナー達を起用し、同社の熟練技術と先進的なアイデアを融合。日本の家具デザインの新たなスタンダードとなるべく取り組んでいる家具ブランドです。

今回ご紹介する「カラーウッドプレーン ラージ COLOUR WOOD PLAIN LARGE 」は、幾何学的模様が特徴的で数々の受賞経験を持つショルテン＆バーイングス Scholten & Baijingsという2人組デザイナーによって手掛けられました。

14角形の天板と支柱という他には見ないフォルムが特徴的。角張り過ぎず円形にも見えない絶妙な塩梅の形により、人工的でありつつ自然的にも感じる不思議なアイテムです。

材は国産のクリ材を使用しており、優しく白みを帯びたナチュラルな風合い。さっぱりとした色合いは、軽やかさと柔らかさを感じさせます。

支柱のデザインは、日本古来の技法の雇い実接ぎを応用する事で台形のパーツを天板と同じ14角形の樽状に組み合わせています。高いデザイン性と加工技術の高さが窺える造り。

下に行くにつれて僅かに広がっており、そこに根付いているかのような力強さを感じさせます。

高さも約33cmとローテーブルやコーヒーテーブルとしてちょうどいいサイズ感。ナチュラルな色合いの為、お部屋の中心に置いても周りのアイテム達とよく馴染んでくれます。

北欧テイストやミッドセンチュリーテイストのアイテムとも相性良く、まるで切り株のような独特のフォルムによってお部屋を洗練された空気で包み込んでくれる一台です。