Cameroon Bamum People
Wooden Stool
アフリカ大陸中部に位置し、ギニア湾に面した国「カメルーン」。
近年アフリカ大陸有数のサッカー強豪国として知られ、原油や材木、カカオなどを輸出するなど、サバンナや熱帯雨林、ステップ気候など一つの国で様々な気候や景色を楽しむことができる、自然に富んだ国です。
本日はそんなカメルーンから、華麗な工芸文化を持つ部族の木製スツールが入荷いたしましたのでご紹介致します。
手作りの温もり
>>この商品の詳細を確認する
今回ご紹介させていただくのはカメルーンの少数部族、“バムン族”によるハンドメイドの木製スツール。
バムン族とは、カメルーン北西部のカメルーン高地で小さな王国を形成する首長制社会を維持している小さな部族で、仮面やブロンズ彫刻、ビーズ細工など、プリミティブな工芸品を作っています。
ぽってりとしたフォルムが存在感のある一脚、どこか安心するような落ち着いた雰囲気があります。
一見、石で作られているようにも見えますが、なんと無垢材を繰り抜いて立体的に仕上げてあるのです。確かに上記の写真を見てみると木材の年輪をはっきりと確認することができます。
木材を繰り抜いて作られたからこその歪な形から、木材の温かみを感じます。
使用や経年により、磨きがかかり艶やかになった座面の木肌と、力強さを感じる脚部とのコントラストも、ハンドメイドならではの良さ。若干のぐらつきもこのスツールの味と言えます。
日本にも一木造りという一つの木から仏像を彫り出すという様式がありますが、それと似通う雰囲気。
木材を繰り抜いて作られたからこその歪な形から、木材の温かみを感じます。
靴を履くときの玄関用や、庭仕事をする時の簡易椅子としての実用はもちろん、観葉植物や花瓶などを置く花台としても、アクセサリーや日常的に使う小物の置き場所として等、アイデア次第でいろんな形でご活用頂けるかと思います。
個人的には積読している本の置き場にしたり、ちょこんと座ってじっと本を読むためのスツールとして使うのもいいなと思います。
サイズもコンパクトで片手で持てるほどの重さ、持ち運びや移動も楽に行うことが出来ます。
カメルーンのバムン族が作る自然の温もり溢れるスツール。
プリミティブな工芸品を、この機会にぜひインテリアのアクセントに加えてみてはいかがでしょうか。