神居民藝
サイドボード
民藝運動の父・柳宗悦が提唱した「用の美」、「美は生活の中にある」という思想に感化され生まれた数々の民芸品。
中でも家具と言えば、「松本民芸家具」や「北海道民芸家具」を一番に思い浮かべる方も多いと思います。
ですが本日は、そんな民芸運動の流れを汲み、永く北海道で作られてきた「民芸家具」の歴史を受け継ぐ『神居民芸』の家具をご紹介します。
「道具は使われてこそ美しい。」
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神居民芸は、北海道に数ある家具メーカーの中で唯一「北海道優良道産推奨品」を授与された伝統のある民芸家具。
民芸運動を機に作られるようになった「松本民芸家具」「北海道民芸家具」と肩を並べるほど、上質で別格の存在感であったものの、製造元の和光社の倒産に伴い生産が終了。現在では大変貴重なブランドです。
今回ご紹介するサイドボードは、なんと両面でお使いいただけるデザイン。
片面は全て開き戸になっているので、生活感の出やすいモノを目隠ししての収納が可能。
もう片面は、中央がガラスの開き戸になっており、お気に入りのコレクションなどを見せながら収納いただけます。
また両サイドの扉下には1杯ずつ抽斗が備わっているので、細かな物も仕訳けて仕舞うこともできるのは嬉しいですね☻
抽斗以外は反対側との隔たりが無いので、どちらの扉からでもモノの出し入れができるようになっています。
また内部の棚板も取り外し可能なうえ、高さ調節ができるので、収納するアイテムによって自由にご活用いただけますよ!
両面での使用ができると空間の間仕切りとしても使う事ができますし、前後でデザインが異なるので、空間に合わせて向きを変えて楽しめそうです◎
材には北海道産の上質な樺無垢材を使用し、上品な風合いを感じられる贅沢な逸品。
赤味のある色合いと天然木による杢目の美しさは、そこにあるだけでじんわりと温かさを感じられます。
職人の手によって丹念に作られたサイドボードは、無駄な装飾を省いたシンプルなデザインでありながら、高級感と上質な佇まい。
和と洋どちらのテイストにも調和してくれるモダンな雰囲気は、置くだけで味わい深く、趣のある空間を作り出してくれるのではないでしょうか!
いかがでしたか?
民衆の暮らしの中から生まれ、その地域の人々により受け継がれる民芸品。
自然の素材と職人の手仕事によって作られた家具は、使い込むことで温かさを纏いながら、日々の生活に溶け込んでくれそうです。