CADO
FD516
多くの名作を輩出したデンマーク。
無駄をそぎ落とした美しさに伴う生活の為の形は人々の暮らしをより良いものに変えました。
シンプルなそれらは時に空間の力を変える力を持つことも。
美しさに隠された緩急もまたデンマークデザインが持つ特徴と言えます。
柔らかなエッジ
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デンマークの家具メーカー“フランス&サン”。
デンマーク黄金期と言われた60年代に独自の手法で多くの名プロダクトを世に送り出しました。
そのほとんどのデザインを著名なデザイナーが手掛けており当時の人々にも特別に映ったそう。
半世紀以上が経った今日でもそれらは黄金期を代表する名ビンテージとして評価されています。
本日ご紹介させて頂くのはそんなフランス&サンを前身メーカーとするCADOのコーヒーテーブルです。
チークの無垢材を削り出した美しい天板。
細身のテーパードレッグ。
真鍮のバーで持ち上げることで与えられたシェルフの浮遊感。
細部への強い拘りが全体に行き渡った圧倒的な美的感家具が現代にも非常にモダンでスタイリッシュに映ります。
デザインを手掛けたのはデンマーク出身のデザイナー、ピーター・ヴィッツとオーラ・モルガード・ニールセン。
共同で多くの名作を手がけ、デンマークモダンデザイン黄金期をけん引した存在として知られています。
建築物の設計も多く手掛けたふたりは1944年に共同デザイン事務所を設立。
数多くの名プロダクトを輩出することになります。
十分に経年した良質なチーク材の表情も非常に魅力的。
全ての箇所において素材特有の強い魅力を感じることが出来ます。
高い技術力を持っていたことでも知られるカドー。
これほどのデザインを形にする技量があったからこそ名ビンテージの個体になり得たと言えます。
デンマークデザイン特有の柔らかさと温度。
極限にまで削がれたシンプルなかたち。
全てのパーツは理由を持ち、軽やかさと重厚さの両方を感じさせます。
色褪せない柔らかなエッジ。
デンマークデザインの傑作ともいえる名ビンテージのご紹介でした。