Cassina LC4 VILLACHURCH

イタリアの高級家具メーカー" カッシーナ Cassina "の名作家具である「LC4」。 寝椅子の代名詞的な存在であり、寝椅子といえば「LC4」を思い浮かべる方も多いかと思います。 また、ル・コルビジエ Le Corbusier、 ピエール・ジャンヌレ Pierre Jeanneret 、 シャルロット・ペリアン Charlotte Perriandという、インテリアデザイン界の3人の巨匠たちの共作により誕生した事でも有名な作品です。 そして頭の中で思い浮かべる「LC4」は、やっぱりクロームのスティールパイプとブラックレザーの本革のシートの組み合わせではないでしょうか? それともハラコの毛皮のLC4を思い浮かべるでしょうか。 王道はそうです。そうなんですが、今回は通常のLC4とは違う、特別仕様のLC4のご紹介となります。

チャーチ邸仕様の限定品。

>>この商品の詳細を確認する 本日、ご紹介するのは、2012年に数量限定で発売されたチャーチ邸仕様の「LC4 ヴィラチャーチ VILLACHURCH シェーズロング」。 1927年にフランスの郊外に建てられたチャーチ邸。LC4は元々はチャーチ邸の家具としてデザインされ、のちに一般に普及されるようになりました。 そして、チャーチ邸で使われていたLC4は私たちが知っているカラーリングではなく、特別な色合いで仕上げられていたと言います。 ル・コルビュジエとシャルロット・ペリアンらは個人邸などのプロジェクト毎に、空間に合わせて特徴的な色使いを行っていたそう。 そのチャーチ邸で使用されていたLC4のカラーを再現したのが、今回入荷した「LC4 ヴィラチャーチ VILLACHURCH シェーズロング」です。 見てください。何とも淡く優しいこの色合いを。 カチっとしたイメージのあるブラックレザーのLC4とはまた違った、何とも上品で優雅な色合いのLC4ではないでしょうか。 シートの毛皮はグレージュカラーのポニースキン。 ヘッドレストは一見すると黒に見えますが、黒に近い色合いの深みのあるグレーカラーなのです。 何だか高級バッグを連想させるような、ラグジュアリーな佇まいですね。 フェニミンでいて、女性的な柔らかな雰囲気を感じるのは私だけではないでしょう。 そして特徴的な色合いはシートだけではありません。 通常のLC4ではブラックで仕上げられるフレームチューブですが、LC4 ヴィラチャーチは爽やかなライトブルーカラーの塗装が施されています。 グレージュのシートにグレーカラーのヘッドレスト、そしてライトブルーのフレームチューブが差し色として良く映えます。 おっと、美しいカラーの説明ばかりになってしましたが、LC4本来の優れた機能面も忘れてはなりません。 シートは弓状のパイプの位置をずらすことで無段階に角度調節が可能。読書や映画鑑賞は勿論、よりリラックスしたければ足をあげた姿勢でも寛ぐことができます。 フレームにはル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの3人の名前と、正規品であることを証明するカッシーナの刻印がしっかりと刻まれています。 こういうのがあると、何だか安心できますね。 数量限定で発売されたチャーチ邸仕様のLC4。 個人的には通常のLC4よりも、今という時代に良く合う現代的なカラーリングではないかと思っています。 観葉植物などのインテリアグリーンもよく合いますし、ラグとの相性も良さそう。壁面にはお洒落なポスターを貼ったりなんかして。 美しく快適な寝椅子としては勿論ですが、希少なコレクターズアイテムとしても大変オススメな逸品となっております。