Cassina
LC4 CHAISE LONGUE
フランス・スイスを代表する建築家 ル・コルビュジエ『Le Corbusier』。
いち早く鉄筋コンクリート造の可能性に着目し、「近代建築の五原則」(「ピロティ」「屋上庭園」「自由な平面」「自由な立面」「水平連続窓」)や、「ドミノシステム」(鉄筋コンクリート構造による新しい架構形式)などを提唱するなど、近代建築に革命をもたらし発展させる事で知られる人物です。
そんなコルビュジエがデザインした家具と言えば、カッシーナ社『Cassina』が誇る看板商品と誰もが認めるところではないでしょうか?
本日は、1929年のサロン・ドートンヌで発表され「休養の為の機械」とル・コルビュジエが呼んだ寝椅子のLC4 シェーズロングのご紹介です。
独創的なデザインと休養のかたち
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計算しつくされたフォルムのこちらの寝椅子は、弓のような緩やかなカーブを描いたパイプによって、身体のラインに合った背のカーブを描いています。
独創的なデザインでありながら、その機能性はどこまでも合理的で、まさに完璧な家具といっても過言ではありません。
優美にカーブを描くパイプは台座の上でずらすことで、自分の心地いい角度で寝ることができ、素晴らしい座り心地です。
発表から80年経った現在でも、世界で一番有名で人気な寝椅子と言われています。
コルビジエの特徴であるパイプ状のステンレスフレームには、体を優しく支えてくれるウェービングベルトがついています。
美観を損なわないよう、シートの裏に隠れるよう爪を引っ掛けるギミックになっています。細かなところまで拘りを感じますね。
上品で高級感あふれるその見た目は、空間のレベルを一気に引き上げてくれます。
空間に独自な世界観を構築してくれると同時に、しっかりと他の家具との調和も取ってくれる逸品です。
ル・コルビュジエ、ピエール・ジャンヌレ、シャルロット・ペリアンの共同デザインで、フレームには正規品である証として刻印がしっかり刻まれています。
シートにはブラックの本革が使われていて、お部屋に取り入れやすく、上質な空間演出に最適です。
20世紀を代表する名作チェア、シェーズロングはいかがだったでしょうか?
デザイン性のみならず機能性をも追求し、現代でも色褪せることのない逸品。
革新的なボディラインを持つこの作品、是非体感してみてください。