カッシーナ Cassina
714 ガラステーブル ダイニングテーブル
1974年当時はこの複雑な形状の実現に向けて試行錯誤を繰り返し、何度となくプロトタイプを造り研究して造られていた714ガラステーブル。 デザイナーのテオドール・ワッデル氏のデザインへのあくなき探求心と理想の高さが垣間見れる最早芸術ともいえる家具作品。
試行錯誤を繰り返し、完成されたアーキテクトデザイン
当初は、現在のように様々な計算をPCで行うような技術もなく、職人の手と勘を頼りにバーを固定しながらワイヤーの長さやテンションを確認しながら製作されていた714ガラステーブル。
相当な数のプロトタイプを造り、テストを繰り返しながら製品化された非常に稀有なデザイナーズテーブル。
ご覧いただきましたように、分子構造のようなベース部はクロームパイプとワイヤーから成り、無機質でありながら引き付けられるデザイン。
技術力の高さと建築的な美しさによって圧倒的な美を感じさせてくれます。
言葉では言い表しきれない魅力とこのテーブル自体がアートとなり、洗練された美しい空間を作り出す名作家具。 全てが計算され完成したテオドール・ワッデル氏の提言するファッションのないデザインを直に感じていただける作品となります。