Cassina 413 CAB Armchair

インテリアを探す上でよく目にする言葉、「モダン」と「クラフト感」。しかし同じアイテムに対して同時に使われているのはあまり見たことがないような。 モダンな家具がお好きな方はスマートさを、クラフト感のある家具がお好きな方は温もりを…といったように求めるものもかけ離れているのだから当たり前ですよね。 しかしなんと！本日はイタリアの老舗家具メーカー、"カッシーナ/Cassina"より、モダンな雰囲気とクラフト感どちらも兼ね揃えたイタリアンモダンを代表する名作が入荷しましたのでご紹介致します！

モダン×クラフト

>>この商品の詳細を確認する 今回入荷したのはCABシリーズのアームチェア。ぬちっとした質感然り、一筋縄ではいかないフォルム然り、確かにモダンではありますがなんだか不思議な様相です。 マリオ・ベリーニがキャブチェアをデザインしたのは1977年のこと。ベーシックゆえに自然に染み付いた「椅子」のイメージを人間の身体の延長線上にあるものと捉え直し、カッシーナの社員2人と共に考えられたのがキャブシリーズです。 キャブシリーズにはアームレスチェアやカウンターチェア、ナイトベッドなどがありますがこちらはキャブの不思議な魅力を最も体感できるアームチェア。その魅力の秘密は構造にあります。 ちらっと見え隠れするファスナーにお気付きでしょうか？ そう、キャブチェアは、スケルトンなスチールフレームに丁寧に鞣されたサドルレザーのジャケットを被せることで完成しているのです。 座面裏側を見ると被せ方のヒントが。各レザーパーツを手作業によって縫い合わせ、4本の脚それぞれに端まで続くファスナーが取り付けられています。 しかしファスナーが付けられているのはこの4箇所のみ。正面や側面、後ろ側から見ても切れ目の存在を感じさせません。 この少ない切れ込みでフレーム全体を包み込めるのはカッシーナの技術力ならでは。この構造によって座面や背もたれのぱんと張ったテンション感やアーム側面の柔らかなゆとりが出来上がっています。 脚部やアームの縁に入ったステッチがクラフト感満載。レザーの生む有機的な曲線とアームチェアの構造が見事にマッチしています。 また、アームチェアの窮屈感がどうしても苦手という方も中にはいらっしゃると思うのですが、身体に段々とフィットしてくる経過を楽しめるというのもキャブチェアの魅力。 しっとりとしたレザーが変化し、徐々に自分だけのチェアが出来上がると思うと皺にまで愛着が湧いてきますね。 キャブチェアは色展開が豊富なのですが、今回はクールな構造をストレートに楽しめる人気なブラックカラーの入荷です。 暖色・寒色どちらとも合わせやすい色味と品の良い艶はブラックならでは。またフォーマルなシーンにもよく溶け込むのがモノトーンの良いところでもあります。 コンパクトなサイズながらも威厳はたっぷり。オフィスのロビーからご自宅のリビングまで、イタリアンモダンの風を吹き込んでくれるアームチェアです。 本日ご紹介したのは、マリオ・ベリーニデザインのCABシリーズよりアームチェアでした。 スマートな雰囲気を纏いながらも細部には職人達の技が光る、モダンなインテリアがお好きな方にもクラフト感のあるインテリアがお好きな方にもおすすめな拘り抜かれた逸品です。 今回お求め易い価格でのご提供ですので気になる方はお早めにご検討下さいませ！