Cassina
412CAB
1977年に発表されてから、今もなおイタリアンモダンデザインを代表する製品として支持され続けている『CABチェア』。
洗練された設計、厳選を重ねた最高級のレザー、抜群の座り心地・・
デザインと機能の美しさから、ニューヨーク近代美術館(MoMA)に永久展示されています。
今回は、そんな魅力に溢れた名作チェアのご紹介です。
厳選に厳選を重ねたレザーを纏わせた、モダンデザインの代表作
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世界的に有名な建築家・デザイナーであるマリオ・ベリーニ。
彼は「椅子」を人の身体の延長線上にあるものとしてデザインすることを試みます。

そして出来上がったのは、金属のフレームに厚革のジャケットを着せるという画期的なチェアでした。
オリジナリティ溢れるフォルムでありながら、金属フレームとレザーのテンション感から、抜群の座り心地を実現しています。
マリオ・ベリーニは、当時カッシーナの開発部門には鉛筆一本だけしか持って行かなかったそうで、彼の自由なスタイルや、カッシーナとの信頼関係の強さが感じられます。

モダンデザイン家具の代表格とも言われているカッシーナですが、高品質なレザーを使用している事でも有名です。
ヨーロッパのミネラル豊富な土壌で育った放牧牛の革を、多くの時間を費やして鞣して仕上げられます。
カッシーナで使用されるレザーはそこから更に厳選され、最終的に厚く堅牢でありながら、柔らかさを併せ持ったものが選定されます。
こちらのチェアも厳選を重ねた革が全面に使用されており、非常にクオリティーが高く、均一な仕上がりのレザーであることが伺え、贅を尽くした仕上がりになっております。
ファスナーで着せられている構造になっているのもユニークですね!

『CABチェア』は多彩なカラーラインナップが出ておりますが、こちらの製品は、革の表情そのままのナチュラルカラー。
ナチュラルカラーのレザーは、他のカラーと比べ経年変化がダイレクトに現れます。
故に、オイル等で手入れをして頂きながら、経年変化を楽しんで頂くことができるレザーです。
厳選に厳選を重ねた革そのままの表情は、言葉にならない贅沢さがあり、シンプルで魅力的です。
こちらのお品物はimptionで軽くオイルを塗っておりますが、必要最低限のお手入れに留めさせていただいておりますので、お客様の元で、また時を重ねて飴色になっていくレザーの表情を楽しんでいただけるのではないでしょうか。

モダンデザインの代表傑作とも言われる『CABチェア』。
近代美術館での展示、数々の雑誌でも取り扱われ未だに強い人気があります。
こちらはレザーの魅力を最大限に味わえるナチュラルカラーです。
是非この機会に如何でしょうか。
