Cassina
AIR FRAME 3004 VO
こんにちは。
皆さんは「SOHO」という言葉を耳にしたことがありますか?私自身、今日初めて知った言葉なのですが“Small Office Home Office”の頭文字を取って出来た言葉で、小さなオフィスや自宅でビジネスをする働き方やその場所を指す言葉のようです。1970年代にロサンゼルスで生まれた言葉ですが、昨今の働き方改革やリモートワークの普及の中、場所や時間にとらわれないワークスタイルとして注目されているSOHO。本日はそのSOHOでの使用を想定してデザインされたテーブル“エアフレーム AIR FRAME 3004 VO”をご紹介致します。
ライフスタイルを考えるテーブル
>>この商品の詳細を確認する
これ以上ミニマルになりようが無いと思える程、徹底して無駄を削ぎ落としたエアフレームを手掛けたのは、世界的建築家の“デヴィッド・チッパーフィールド David Chipperfield”氏です。シャープで美しい直線を用いた彼の建築と同様に、緻密に計算されたバランスだからこそ成り立つシンプルさが最大の魅力となっています。
テーブルに使用しているのは、強度と軽さを兼ね備え、熱や電磁波を通しにくい「アルミハニカムパネル」という素材。その特徴から飛行機の動翼や隔壁にも使われています。実際にテーブルを持ち上げてみたのですが、幅2mあると思えない程軽く、女性2人でも持ち上げる事ができ拍子抜けでした。
アルミのメリットは軽さだけではありません。
毎日使うとなると気を付けていても、傷が付いたり汚れたりしてしまうテーブルですが、こちらは電気分解の酸化を利用して膜を形成させる「アルマイト加工」を施している為、傷や錆が付きにくいという特徴があります。食べこぼしやインク汚れなど、サッと拭けばシミになる事もないので、いつ見てもピカピカ!気分良く使えるテーブルは仕事もはかどりそうです。
いろんなシーンで活躍出来そうなサイズ感とシンプルさもこのテーブルの良い所。SOHO用であれば、1人用のデスクとして使いつつお昼になれば空いたスペースでランチを取ったり、仕切りを設けて2人用のデスクとして使ったり、天板の広さを活かした使い方が出来そうです。もちろんオフィスのミーティングテーブルやお家のダイニングテーブルとしても6人が余裕を持って使えるサイズ感となっています。
アルミを使ったミニマルなデザインは、無機質で冷たい印象を受けるかもしれませんが、いざ使ってみれば生活感を程よく抑えつつ、使う人や周りの家具と上手く調和してくれるアイテムです。周囲の環境や実用性を考えた美しい建築物を作るチッパーフィールド氏の哲学が垣間見れるデザインとなっています。
エアフレームは1992年に発表されたシリーズですが、今でも色褪せること無く、現代のライフスタイルにぴったりなアイテムです。是非この機会に、こちらのテーブルでお部屋をモダンに、使いやすく、自分に合ったスタイルにしてみてはいかがでしょうか?