cassina ixc. CAB chair

イタリアモダンファニチャーの頂点とも言え、世界的にも家具業界をリードするトップブランド『Cassina カッシーナ』。17世紀イタリアに誕生し、他の追随を許さない完成度の高さとデザインの美しさで数々の名作を世に多く残しています。

そんなカッシーナから今日までに50万脚以上、年間何千脚ものペースで生産されているロングセラープロダクト”CABチェア”が入荷致しましたのでご紹介です。

イタリアンモダンデザインを代表するチェア

「家具の中でも最も複雑な構造、かつ古い歴史を持つアイテムが〈椅子〉なのかもしれない。」 そんな椅子の原点に戻り子供が描いた線でできた椅子からアイデアを得て形となったのがこのCABチェアと言われています。 そのシンプルな構成を実際にスティールを用いて形にしてみた時、マリオベリーニの頭に瞬間的に浮かんだのは自転車のサドルでした。 スプリングをレザーでカバーしているあの部分です。スプリングがもたらすエネルギーと、それを程よく吸収するレザーとの絶妙な関係性。その関係性をシンプルなメタルフレームの椅子に置き換えることはできないだろうか。 そんな思いから生まれたのがこの「フレームを革で覆った椅子」CABチェアです。 金属のフレームに高級感溢れる厚革のジャケットを被せるという、画期的なデザイン。フレームと厚革がもたらすテンションによって、背もたれのフィット感と抜群の座り心地を実現しています。カッシーナ独自の厳しい基準をクリアした最高級のなめし革は、使い込むほどに身体に馴染み、味わいを深めてくれます。 カッシーナの高品質なレザーはミネラルを含んだ土壌に生えるヨーロッパの肥沃な牧草を食み、ストレスの低い放牧された牛の革を使用しています。植物性のタンニン剤を用いてなめした革の製造過程には多くの時間が費やされ、その工程を経た家具用のレザーは通常のものよりも厚く堅牢でありながら、最終的には極めて手触りの良い柔らかさを帯びます。皮革を供給するなめし革工場は、最上級のレザーを生産しているにもかかわらず、自分達の製品のうち40％しかカッシーナの高い品質基準をパスすることができないというのには驚きですが、そんな高い基準を潜り抜けた良質の革はやはり一味も二味も違います。 デザインを手掛けたのはイタリアデザインのリビング・レジェンドともうたわれるマリオベリーニ。1977年に誕生したＣＡＢチェアは16のレザーパーツが各々14の手作業による工程を経て縫い合わされ、芸術ともいえる職人技で生みだされます。CABはシンプルでありながら、幾多の複雑な工程がその裏に隠された、美的にも技術的にも完成度の高いカッシーナならではのアイテムと言えるでしょう。 シンプルなデザインながらまるで人間の身体の延長戦上にあるかのような骨格と皮膚で構成された造り。世界中から愛された抜群の座り心地を是非一度お試しくださいませ。

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Item number: RH04-27

Size: W47 × D45 × H80 （SH42.5） cm

Price: ￥75,000-

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