Cassina IXC.
AIR FRAME 3007 MID SOFA 1P
スポーツ観戦で一番盛り上がる瞬間はやはり得点シーン。
勝利を決定づけるシュートや逆転の一打、様々なシュチュエーションがあり、感動や喜びを与えてくれます。
そんな最高な瞬間をよりダイナミックに見てもらう為に、サッカーでは2000年頃からネットの形を四角形から六角形(ハニカム構造)に変更しました。
六角形にした事により、シュートの衝撃が上手く吸収され、一瞬ボールが止まって見えるそう。また、強度も上がったみたいです。
形が少し変わっただけで、そんな効果が発揮されるなんてとても不思議です。
本日はそんな不思議な形『ハニカム構造』が使用された、”エアーフレーム AIR FRAME 3007 ミッドソファ MID SOFA 1P”のご紹介です。
構造のチカラ
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カッシーナはイタリアで誕生した世界を代表するモダンファニチャーブランド。
17 世紀、木製チェアの製造から始まった同社は1927年に、チェーザレ・カッシーナとウンベルト・カッシーナによってカッシーナ社として設立。
優れた、製造技術や製品開発によって、多くの著名なデザイナーとコラボしており、MoMAのパーマネントコレクション等、数々の賞を受賞しています。
イクスシー( IXC. )は、日本のカッシーナ代理店として、同社の独創的な商品を世に送り出し、世界各地より選び抜かれたデザイナーズアイテムや自社製品の開発しています。
デザインを手掛けたのは1953年、イギリス生まれの建築家・デザイナー“デヴィッド・チッパーフィールド。
今年、建築界のノーベル賞と言われる”プリツカ―賞”を受賞した、今話題の人物です。
カッシーナやアレッシィなどのインテリアブランドの作品も数多く手掛けていますが、デザイナーよりも建築家としての顔が広く知られています。
世界中で活躍しており、ロンドンの〈ISSEY MIYAKE〉の店舗を設計した事をきっかけに日本でも多く建築活動しています。
エアフレームは1992年に発表されたシリーズ。
同シリーズはソファの他にも、ベンチ、スツール、テーブル、キャビネット、シアターボードといった様々なプロダクトを展開しています。
冒頭でも少し触れたハニカム構造ですが、名前の由来は英語で ”ハチの巣 :Honeycomb”からきています。
このハニカム構造を取り入れたアルミハニカム素材は軽量性・耐久性・量産性などに優れる特性から、航空機や新幹線にも採用されています。
そんなアルミハニカム素材によって実現した僅か1.5cm幅のフレームはとてもスタイリッシュで、洗練された印象。
また、バックパネルが下まで降りていないため、閉塞感が無く軽快さがあります。
ビビットな赤色が特徴な生地は滑らかで、優しい肌触り。
クッション材に使用されているポリウレタンフォームは型崩れしにくく、耐久性もある素材。
フサっと沈み込む様な座り心地というよりは高反発で、しっかりと身体を預けれられる様な座り心地です。
普段は物の内部構造なんて考える事すらしないですが、こんなシンプルな形の中に、蜂の巣の様な複雑な構図が隠されていると考えるとなんだかワクワクします。
是非、ハニカム構造による強靭な耐久力と、軽快さを体感してみてください。