Cassina IXC.
AIR FRAME 3007 MID SOFA
こんにちは、ユキナです。
カウチソファ、コーナーソファ、ボックスソファ、デイベッドなど、「ソファ」一つとっても沢山の種類がありますよね?
中でもバックレスト、シート、アームと身体を囲うようなボックスソファは、肉厚のクッションに包み込まれるようなホールド感が魅力的です。
しかし、ボックスソファを買う際に壁となるのが、「閉塞感」や「圧迫感」ではないでしょうか。
ボックス型の形状はどうしてもずっしりとした印象があり、狭いお部屋はなおさら圧迫感を感じてしまいますよね。
そんな壁もこのソファが取っ払ってくれますよ!
今回ご紹介するソファもボックス型のソファでありながら、ある素材を用いることで軽快で「抜け感」のあるソファに実現しています。是非最後までお付き合い下さいませ。
秘密は素材に・・・
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こちらは、歴史的名作シリーズ等も展開する高級家具ブランドの最高峰として名高い、「 カッシーナ・イクスシー / Cassina ixc. 」より、「 エアーフレーム AIR FRAME 3007 ミッドソファ MID SOFA 」です。
同シリーズはソファの他にも、ベンチ、スツール、テーブル、キャビネット、シアターボードといった様々なプロダクトを展開しています。
確かに、ずっしりとした「重い」ボックスソファのイメージとは裏腹に、シャープな薄型のパネルによって不思議と「軽い」印象を受けますね。
デザインを手掛けたのは、イギリス生まれの世界的建築家「 デヴィッド・チッパーフィールド DAVID CHIPPERFIELD 」。建築デザインのみならず、イタリアンモダンを代表するカッシーナやアレッシィ社などのインテリアデザインも数多く手掛けています。
エアフレームシリーズは、緻密な計算や吟味を重ね、新しい挑戦をし続けた同氏だからこそ確立した独自のデザインなのです。
さて冒頭でお話したある素材とは、「アルミハニカム」素材です。「ハニカム」とは英語で「Honeycomb:ハチの巣」という意味で、正六角形または正六角柱を隙間なく並べた衝撃吸収に優れた構造のことを言います。
この構造を利用したアルミハニカム素材は、軽量性・耐久性・量産性などに優れ、メリットばかりの万能素材なんです!それらの特性から、航空機や鉄道車両、建材などで採用されているんだそう。
家具の素材として用いるのは、恐らくエアフレームシリーズが初めて。
そんな素材を使用することで、強度が保たれる限界まで薄く、床との接地面を抑えた宙に浮かんでいるような抜け感のあるデザインを実現できたのです。
ここまでデザインの話をしてきましたが、ソファはやっぱり座り心地が決め手になりますよね?
クッションには高反発のポリウレタンフォームを、張り地はしっとりとしたスエード調の生地を採用しており、マットなシルバーのフレームとスエード調のパープルの生地がうまく調和し、落ち着きのあるスタイリッシュで上品な雰囲気を醸し出します。
実際に座ってみると、ふっくらとした沈みこむクッションとは異なり、弾力があって身体をしっかりと支えてくれるベンチに近い座り心地。スエード調の生地が滑らかで肌ざわりがよく、クッションと生地が相まって、心までリラックスできるようなそんなソファでした。
カッシーナのエアフレームソファ、いかがでしたか?
今回ご紹介したソファは、デヴィッド・チッパーフィールドがデザインしたものの中でも、ボリュームを抑えたミドルソファ。
軽快で抜け感のある今までにないボックス型のソファは、モダンやミニマルデザインのお部屋に新しい風を吹き込んでくれそうです。最後までお付き合い頂きありがとうございました。