Cassina IXC.

 AIR FRAME 3005 DEN

温かい白飯に塩をかけてもそんなに美味しいと感じないけれども、冷めた塩むすびが美味く感じるのは何故なのか。

この謎を正月休みに考えていたら、あれよと言う間に仕事が始まってしまいました。非常に残念です。

さて、本日ご紹介するのはモダンファニチャーブランドとしてトップを走るCassina IXC.の人気アイテム。

デヴィッド・チッパーフィールドがデザインを手掛けたエアフレームシリーズの一台です。

～耐久性と美しさを両立したコンパクトデスク～

チッパーフィールドがixc.のためにデザインしたエアーフレームは、アルミハニカムパネルを採用したシリーズ。

『ハニカム』とはその名前の通り蜂の巣状に六角柱が集積されたもので、伸縮やねじれ、斜めからの力にも強く高い強度を誇る構造です。

こちらの『デスク 3005 DEN』は、自宅や小規模のオフィスで仕事をする際に使う事を想定してデザインされています。

120×60cmというスリムなサイズの為、5～6畳の部屋でも圧迫感がありません。そのサイズも然ることながら、天板の薄さやシンプルな角脚によるシャープなデザインが視覚的な圧迫感も緩和してくれる嬉しいアイテムです。

エアーフレームというだけあり、一人で簡単に持ち上げられるくらいの重量。実際に動かしてみると想定の倍は軽くて間違いなく驚きますので、手に入れた方には一度体感していただきたいですね。

オプションのトレー付というのがまた嬉しいところ。

生活感の出やすい文房具等をスマートに収納出来ますので、より洗練された空間づくりが可能となります。

シリーズの持つ軽快さを強調させたシンプルなフォルムは、お部屋の雰囲気を限定しません。
高い品質故に自然と溢れ出る高級感はモダンなハイブランドのアイテムとの相性抜群。主張が強くないので木製の家具や植物が多めの空間でも合わせ方によって美しくコーディネート可能です。

近代建築の巨匠ミースファンデルローエが提唱した『Less is more』(少ないほうが豊かである)を感じさせる、引き算の美学。

シンプルを極めたエアフレームシリーズは1992年の発表から現在も変わらぬ人気を誇っています。