カッシーナイクスシー Cassina ixc LC14 タブレ ナント ルゼ TABOURET NANTES REZE スツール サイドテーブル ル・コルビュジエ ~ 晩年の傑作家具~

UPDATE: STAFF:ミズ
カッシーナイクスシー Cassina ixc LC14 タブレ ナント ルゼ TABOURET NANTES REZE スツール サイドテーブル ル・コルビュジエ ~ 晩年の傑作家具~

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Cassina ixc LC14 TABOURET NANTES REZE

「イ・マエストリ・コレクション I MAESTRI COLLECTION」。 かつて、近代建築の巨匠たちが創りだした、傑作を復刻した”カッシーナ Cassina”を代表するコレクションですね。 何でも、ル・コルビュジエが存命中の1964年に、彼がデザインした一連の家具の製造を正式に認可されたことから始まったコレクションなんだそうですよ。 このコレクションのおかげで、約100年前にデザインされた傑作を現在でも触れることが出来る訳ですね。ありがてぇ。。。 ありがとうカッシーナ。ありがとうコルビュジエ。 そんなわけで! 本日は、イ・マエストリ・コレクションの立役者となったル・コルビュジエのアイテムをご紹介です!

晩年の傑作家具

>>この商品の詳細を確認する 近代建築の三大巨匠と称されるル・コルビュジエがデザインした『LC14 タブレ ナント ルゼ TABOURET NANTES REZE』。 シンプルなモダンな造形の家具を得意とする彼にしては、とっても控えめなデザインですよね。 私も初めて「LC14」を見た時、「え?これ、コルビュジエがデザインしたの??」なんて思いました。(笑) 木製の家具ってだけでも珍しいのに、こんな可愛らしいポップカラーのアイテムが存在したんですね。 果たして、この「LC14」はどうやって誕生したのでしょうか?ちょっと調べてみました。 調べてみると、LC14は何種類か存在するようですね。 何でも、始まりは1952年にデザインされた『TABOURET CABANON』。 こちらは、彼が晩年に過ごした別邸であるカップ・マルタン、通称「カバノン(休暇小屋)」用に、妻の誕生日プレゼントとして送るためにデザインされたようです。 コルビュジエの別邸と聞くと、コンクリートでできた近代建築的な家を想像しますが、カバノンは約8畳ほどの小さなワンルームの丸太小屋。 内部の壁もベニヤを使用する等、最低限の資材で構成されているんですって。 それでも、生活の流れが感じられる家具配置により、小さな空間でも心地よく過ごせる豊かさがあるんだそうですよ。 『TABOURET CABANON』は、まるでそのカバノンそのもののようです。 一見ただの箱の様に見える『TABOURET CABANON』は、蟻継ぎの複雑なジョイントによる構造や、彼が開発した「モデュロール」という基準寸法を採用する等、細部まで考え抜かれた設計となっているのです。 そんな『TABOURET CABANON』とは打って変わって、シンプルな構造にポップなカラーリングをしたこちらの『TABOURET NANTES REZE』。 1955年にデザインされた『TABOURET NANTES REZE』は、コルビュジエが初めて設計した集合住宅である「ユニテ・ダビタシオン」の子供部屋用にデザインされた物となります。 子供部屋用という事もあってか、極めてシンプルな突きつけのジョイントとなっており、持ち手の部分は丸っぽい形状からシンプルな長方形へ変更。 カラーもル・コルビュジエのカラーパレットからペールブルーとブラウンのバイカラーを採用。 パステルカラーに近い淡いカラーリングによって、ポップで可愛らしい仕上がりになっていますよね。 もちろん、『TABOURET NANTES REZE』にも「モデュロール」寸法を採用しているので、スツールとして座るのにちょうど良い高さをしています。 床との接地面が広い為、安定感抜群! 小さなお子様には、床の設置面を変えるだけで小さなお子様から大人の方まで安心して座れますね。 気になったので、私もちょっと座らせてもらいました。(笑) ほう。。。「モデュロール」は偉大だ。 スツールとしての高さがすごくちょうどいい!向きを変えれば床座に近い姿勢でも座れる。 しかも、所謂スツールって形でもないからなのか、まるで自然の中で切り株に座っているかの様な穏やかな気持ちになります。 まだまだこんなもんじゃありませんよ! 長方形の持ち手に手を掛ければ、片手で持って歩けるほどの携帯性もあるので、状況に応じて様々な空間で活躍してくれそうです。 更に!置き場所、置き方次第で使い方も様々!! 例えば、サイドテーブルとしても丁度いいですし、パーソナルチェアに合わせてオットマンとして活用しても良さそう。 はたまた、花台として観葉植物を飾り付けたら、ポップなバイカラーが映えそうですね。 頑丈なので、踏み台としても使えますし、複数組み合わせてのご使用だったらもっと幅が広がりそう! もちろん、ただ置いとくだけでも可愛いですよ! さて、『LC14 タブレ ナント ルゼ TABOURET NANTES REZE』はいかがだったでしょうか? モダンでスタイリッシュなコルビュジエのデザインとはまた一味違った、遊び心に溢れるアイテムでしたよね。 個人的に、コルビュジエがデザインした家具の中で一番親しみやすくて好きかもしれません。(笑) 何でも、『LC14』シリーズの中で『TABOURET NANTES REZE』だけ受注輸入品なんだそうです。 中古市場でも、これだけ国内での取り扱い数が少ないんですよね。 お探しだった方は、この機会にご検討下さいませ。

カッシーナイクスシー Cassina ixc LC14 タブレ ナント ルゼ TABOURET NANTES REZE スツール サイドテーブル ル・コルビュジエ ~ 晩年の傑作家具~

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