カッシーナイクスシー Cassina ixc. 637 ユトレヒト UTRECHT 1Pソファ ラウンジチェア ヘリット・トーマス・リートフェルト イタリア 定価¥715,000- ~ 巨匠の故郷に繋がる。 ~

UPDATE: STAFF:テツ
カッシーナイクスシー Cassina ixc. 637 ユトレヒト UTRECHT 1Pソファ ラウンジチェア ヘリット・トーマス・リートフェルト イタリア 定価¥715,000- ~ 巨匠の故郷に繋がる。 ~

カッシーナイクスシー Cassina ixc. 637 ユトレヒト UTRECHT 1Pソファ ラウンジチェア ヘリット・トーマス・リートフェルト イタリア 定価¥715,000- ~ 巨匠の故郷に繋がる。 ~

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Cassina ixc.

637 UTRECHT 1P sofa

惜しくも即SOLDとなってしまいましたが、非常に魅力的なお品物が入荷していました。 巨匠「ヘリット・トーマス・リートフェルト」氏の作品の中でも、唯一同氏の故郷の名が冠された1Pチェア「ユトレヒト」。 その傑作を、同氏の作品を手掛けた事でも知られるカッシーナ社が正規で復刻したお品物となりますので、是非ご覧になっていってください。

巨匠の故郷に繋がる。

>>この商品の詳細を確認する オランダが生んだ、偉大なる巨匠「ヘリット・トーマス・リートフェルト Gerrit Thomas Rietveld」氏。 デ・ステイル運動の中心的存在であり、唯一無二の建築家、家具デザイナーとして世界で最も影響を与えた一人として知られており、同氏が生み出した作品は"シュゲーツ邸" "赤と青のチェア" "ジグザグチェア" 等、現代デザインの礎を築いた名作として後世に語り継がれるものとなっています。 革新的な芸術運動が活発に行われ、歴史的にも重要な作品が多く生み出された20世紀。 その当時から優れた名作の数々を手掛けた家具ブランドに「カッシーナ Cassina」社が挙げられます。 当初より世界でも最高峰の技術とクラフトマンシップを誇っていたカッシーナ社は、巨匠リートフェルト氏のジグザグチェアも手掛けており、現代デザインの歴史を支える重要なブランドとして広く知られています。 本日ご紹介する「637 ユトレヒト UTRECHT」は、そんなカッシーナ社が正規で復刻する、渾身の逸品。 他には代えられない唯一無二の作品となっております。 それは、デザイン史の中でも傑作とされる名品を カッシーナ社の技術・情報の粋を集めて復刻する「イ・マエストリ・コレクション I MAESTRI COLLECTION」。 その目的は、その歴史的・文化的価値を残すこと。 一つ一つの傑作はデザイン史を作り上げる重要なピースであると同時に、そこには巨匠の精神性、人が持つ創意創作の源が宿ります。 秀逸した技術力で数々の傑作を手掛けてきたカッシーナ社ですが、この復刻を成し遂げる為にあらゆる研究・分析が行われました。 同社が渾身の技術力、情報力を投じて再現する巨匠の精神性とはどんなものなのでしょうか。 1935年にデザインされたとは思えない。 一目見て、売れて行ってしまった今でもその印象が強く残っている「637 ユトレヒト UTRECHT」。 こちらのチェアは、オランダの老舗デパート"メッツ Metz & Co"から「連続して生産できる椅子のデザイン」を依頼されたことで誕生しました。 そしてこのチェアには、リートフェルト氏の故郷「ユトレヒト」の名前が冠されています。 私は、何故このチェアに自身の故郷の名前を付けたのか、とても気になったのです。 リートフェルト氏は"ジグザグチェア"や"赤と青の椅子"等の名作でも知られていますが、学校や美術館等、公共施設を手掛ける建築家として広く活動していました。 特に、故郷ユトレヒトに建築された"シュゲーツ邸"は、デザイン界におけるその重要性からユネスコの文化遺産にも登録されています。 家具職人という一面を持ちながら、独学で建築士になり世界的に活躍したこと、デ・ステイルの中心的存在であったこと。 それらは、巨匠リートフェルト氏においてどれも重要なものだったことは間違いありません。 建築家として多くの作品を手掛けたリートフェルト氏ですが、一方同氏がデザインした家具は量産されたケースが少なく、そのデザインも実験的なアプローチが強く見られます。 それは、人が認知する世界を、造形の原点とも言える"平面"に還元する作業。 現在で言うならば、あらゆる情報をデジタルに変換し 形と量を自由にコントロールする事と似ています。 「637 ユトレヒト UTRECHT」は、そのアプローチを見事に成功させた作品として、それぞれの要素は整然と分離するこができ、合理的な方法で、新しい立体を任意で生み出すことが可能となることを証明していたのです。 当時はまだミッドセンチュリー期以前。 それがどれほど革新的なスタイルであったか、お分かり頂けるかと思います。 同時に一つのチェアとして快適性が追求され共存している点も、特筆すべき特長となります。 それは他にはないリートフェルト氏ならではのもので、デ・ステイルの主導者としての彼の強い意志、建築家としての合理的なビジョン、家具職人としてのプライドを見事に一つの作品に昇華させたものとなりました。 革新的な芸術作品であり、かつ大規模な市場で扱われるチェアとして高い快適性が備わったこれ以上にない完成度を持つチェアは、まさに巨匠・リートフェルト氏のルーツであり、故郷「ユトレヒト」そのものだったのかもしれません。 「カッシーナイクスシー Cassina ixc. 637 ユトレヒト UTRECHT 1Pソファ 」如何でしたでしょうか。 巨匠「ヘリット・トーマス・リートフェルト Gerrit Thomas Rietveld」氏の精神性そのものが結晶となった、デザイン史においても重要な作品。 それはまるで、巨匠が辿った軌跡を見ているかのようです。

カッシーナイクスシー Cassina ixc. 637 ユトレヒト UTRECHT 1Pソファ ラウンジチェア ヘリット・トーマス・リートフェルト イタリア 定価¥715,000- ~ 巨匠の故郷に繋がる。 ~

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