Cassina ixc.
TRIA
本日は、フォルムとテクスチャーに拘り、円形天板のアウトラインに自然と目が行く洗練されたモダンデザイン" カッシーナイクスシー / Cassina ixc. "『 トリア TRIA ローテーブル 』のご紹介♪
ハマると抜け出せない美しき沼


カッシーナ( Cassina )は17世紀イタリアに誕生し、家具業界における数少ないリーディングブランドとして世界的にも認知度が高く、その製品の多くがMoMAのパーマネントコレクションに選定されています。
イクスシー( IXC. )は、同社のセレクト&オリジナルを扱うブランド。世界各地より選び抜かれたデザイナーズアイテムや自社製品の開発により、ウィットに富んだ独創的な商品展開しています。

同作を手掛けたのは現代の名工の戸沢忠蔵氏です。1944年青森県に生まれ、総合業訓練所を卒業後上京。三越製作所、高島屋工作所等、老舗の家具工房で経験を積んだ後、1977年に独立しヒノキ工芸を設立しました。
高級ホテルや旅館、皇居内宮殿や迎賓館、国会議事堂まで日本を代表する建築の内装や特注家具を手掛け、国内は勿論、ヨーロッパの一流木工職人からも、「木工の知識と技術に対しては世界最高峰」と高い評価を受けています。


同作は20世紀後期にイギリスを拠点に活動したオーストリア・ウィーン出身の著名な陶芸家" ルーシー・リー / Lucie Rie "の器の形よりインスパイアされたもの。ルーシー・リーはウィーン工業美術学校に入学した時は絵画と芸術史を専攻していましたが、たまたま立ち寄った陶芸学科で、土の塊がろくろの上で回転し、器へと形を変えていく様に魅了され、陶芸家を志しました。
ろくろに" ハマった "人。彼女の隣にはいつもろくろがありました。ろくろで薄くひいた構築的なフォルム、そして小さくて華奢で安定感の無い高台は当時非常に斬新で、イギリスで親交のあった民芸運動の父バーナード・リーチからも酷評を受ける程。
しかしながら、いわゆる民藝品とは正反対ともいえるファッショナブルで挑戦的な作風からは、シンプルな造形の中に人を惹きつける緊張感が内包し、優美で凛とした静けさが感じられます。


ルーシー・リーの食器に刺激を受けているとはいえ、家具としての安定感はしっかりとあるラウンドローテーブル。とはいえ、本体サイドのアウトラインや器の高台のようにも見えるベースは、やはり造形的な特徴をよくとらえており、多くの陶芸家がそうであるように素材や表面の仕上げにも、造形表現への拘りを感じられます。
天板にはシルエットを強調する様にダークブラウン色で統一されたウッドフレームには、木目の濃淡が美しいフレンチオークスモーク材を使用。また側面とベースには立体感のあるエンボス塗装仕上げが施され、天面の質感と対比するマットな表情は、ルーシー・リーによる2色の釉薬を模倣したかの様です。

土にハマった人にハマった木の人。そしてその人にまたハマる人∞。ろくろは回り続け、人はハマり続け、ろくろ沼は抜け出せない。
シンプルでモダンな家具デザインは数多くあるものの、そのアイデアの原点が異なる事で具現化される家具そのものにも大きな差が生じます。
多くの物を置かずに、家具のデザインと周りの空気感を演出したい方には、特にオススメ出来る優れたミニマルモダンデザイン。セカンドハウスやショップ什器等、美的空間を意識したコーディネートを必要とされる方に。現品限りとなりますので、是非この機会お見逃しなく。ご注文はお早めに♪































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