Castelli
DSC 106
柔らかなカーブを描く美しいフォルム。
随所に光るメカニックなディティール、そして心地よい座り心地。
誕生から半世紀以上もの間世界中で愛される名プロダクト『DSC 106』、通称カステリチェアです。
心を打つ要素が所々に散りばめられたこの椅子は、ミィーテング
チェアの傑作とも呼ばれております。
本日はそんなインダストリアルデザインの名作が2脚入荷致しましたのでご紹介させていただきます。
堅牢な作りの中に宿る美しさ。
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この椅子が誕生したのは今から約60年前の1965年。
当時、公共施設用の家具としてイタリア“Castelli”社の為にデザインされました。
大衆用のパブリックチェアとは思えないその高いデザイン性はさすがイタリアといったところでしょうか。
デザインを手掛けたのはイタリアのインダストリアルデザイナー”ジャンカルロ・ピレッティ | Giancarlo Piretti”。
代表作の「プリア」はニューヨーク近代美術館のコレクションにもされ、20世紀のデザインに影響を及ぼしたデザイナーの一人に数えられます。
木材が素材の主流だった1960年代にいち早くアルミニウムという素材に着目し、材質や構造を研究し、カステリ社の技術との融合によって誕生した革新的フォルム。
両側のフレームで成形合板のシートをクランプする構造は、シート自体への不可を最小限に抑え、耐久性も確保されております。
デザインの中に宿る堅牢性と高い機能性には目を見張るものがあります。
また一見スタッキングするようには見えないのですが、重ねて沢山収納する事も可能となっており、様々なシーンで活躍してくれることでしょう。
スタッキングした姿も美しく、雑多なイメージとならない所も実生活に根差したデザイン性の高さと拘りを伺い知ることができますね。
更に人間工学に基づいた座り心地と快適性を有している事からC&R EAMES(イームズ)のDCMと比較されることも多い「DSC 106」。
デザインプロダクトとしての美しさ、機能性、堅牢性を見事に調和した心地よいリズムを刻む一脚です。
カステリ Castelli DSC 106 ダイニングチェア スタッキングチェア ミーティングチェア ジャンカルロ・ピレッティ ビンテージ イタリア A ■
カステリ Castelli DSC 106 ダイニングチェア スタッキングチェア ミーティングチェア ジャンカルロ・ピレッティ ビンテージ イタリア B ■