Custom-made
Work Table
昨年、家の近くの大好きだったパン屋さんが急に閉店。もう食べられない…とけっこう悲しかったのですが、約1年の時を経て復活を遂げてくれました。
ただ来店して好きなパンを選んでいたのが予約制のセット販売へと営業スタイルが変わり、何が入っているかは当日のお楽しみに。
個人的にマストだったメロンパンが入っていたら大当たり。でも今まで自分では手に取ることがなかった種類の新たなおいしさを発見するのもわくわくしてしまうのです。
シンパシーが息吹いて

皆さんの住む町にもきっとイチ押しのパン屋さんがあるはず。それほどまでにパン屋さんって身近で、日常生活に根付いている気がします。
どうやらそう思っている人は少なくないようで、パンで暮らしを感じながら仕事がしたいと事務所でパン屋さん(クロワッサン専門店)を始めた建築家がいるほどです。


建築事務所・PLATの代表であり、一級建築士として飲食店や個人宅などの空間デザインを手掛ける上林剛典(かみばやしごうすけ)氏。
なんでも、時間を蓄える場所となる建築と時間をかけると膨らむパンの発酵にシンパシーを感じたのがきっかけとなり、パンと建築という新しい事務所のかたちが生まれたそうです。


氏が担った数々の設計=時間の蓄積。中でもそのこだわりがより感じられるのが、築50年のとあるビル内の改修です。長い年月の間に重ねられた補修の痕を味わいとして生かしつつ、無機質な空間に生き生きとした息吹を感じさせるリノベーションが施されました。
そしてその場所のために作られた"息吹"のひとつが、鉄脚にボックス型の木製天板を被せるというありそうでなかった構造のこのワークテーブルです。


デザインも素材も至ってシンプルながら、細身のスチール脚が空間に消えるように溶け込むことで木材のテクスチャーがフューチャーされ、天板だけが浮かんでいるように見える不思議な感覚に。
またそんな洒落っ気を感じさせつつもモダンなナチュラルスタイルに仕上げられることで、合わせるチェアを選ばない高い汎用性も。モノトーンでシックに決めるのも◎ですが、あえてカラフルな椅子で個性的なコーディネートを楽しんでみたくなります。


パンの発酵に温度が大切なように、家具はインテリアの温冷の印象を左右する重要な存在。
でもこのテーブルは、ナチュラル(温)とドライ(冷)がちょうど良いバランスでどちらも主張しすぎないからこそ、あらゆる空間になじんでくれることでしょう。
もともとオフィス用だったこともあり、幅180×奥行120cmと大きめサイズにオーダーされた1台。それでも直線的なフォルムによる取り入れやすさは、ワークスペースだけでなくダイニングシーンでも必ず発揮されるはずです。











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