Engelbrechts
KEVI CHAIR 2533
この令和に時代にて、デスクチェア、オフィスチェアを購入しようと思ったら、案外と迷ってしまうのではないかと思っています。
「オフィスチェアを買うならコレ!!」と決めている人以外は、山ほどあるメーカーやシリーズの中から自分が気に入るオフィスチェアを探すのは中々の一苦労かもしれません。
たくさんの機能を備えた近代的なチェアから、レザー張りの重厚のものまで、良いオフィスチェアは世の中に一杯ありそうです。
そんなわけで、本日はオフィスチェア選びに迷っている方も、そうでない方にもオススメのオフィスチェアのご紹介です。
少ない機能の快適なオフィスチェア。
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恐らくは皆さんが想像している、一般的なオフィスチェアとはかけ離れたビジュアル。
何十年も前のビンテージ品なら納得できるデザインですが、本日ご紹介する「ケヴィ KEVI チェア」は現在でも製造されている、現役のオフィスチェアです。
半世紀以上も前、1958年にデンマークの建築家ヨルゲン・ラスムッセンによってデザインされたKEVIチェアは、近代的とは対照的に古いデザインかもしれませんが、古いデザインが悪いというこではなく、むしろこの現代においてこそレトロ感満載のオフィスチェアとして魅力的だと感じます。
発売以来、約250万脚が製造され半世紀以上にわたり世界中で愛され続けるKEVIチェア。
しかし、レトロでキュートなデザインだけでは、多くの人に愛されませんし、厳しいオフィスチェア業界では生き残れません。
長きに渡り愛されるのには、ちゃんと理由があるのです。
チェアは360度回転しますし。
背もたれと座面はプライウッドで構成され、約9mmの薄さながら耐久性も申し分ありません。
必要以上の無断な装飾は無く、軽快でミニマルなデザイン。サイズもコンパクトですので、スッキリとした印象のオフィスチェアとなっています。
KEVIチェアは何度か製造メーカーが変わっていますが、現在ではデンマークのメーカー「エンゲルブレヒト Engelbrechts」社から発売されています。
今回入荷したKEVIチェアも「エンゲルブレヒト Engelbrechts」社製のもの。そしてご紹介しているKEVIチェアはウォールナット仕様。ウォールナット仕様のKEVIチェアは国内での流通が少ない希少なアイテムです。
機能は至ってシンプルですが、実は結構良い機能を備えています!
体重を掛けることで身体に沿って可動する背もたれ。そして背もたれの高さ調整機能。
プライウッドの板座のチェアは、背もたれ・座面のほどよいカープが身体に馴染み、可動する背もたれと高さ調整により、自分に合った心地よい座り心地を生み出すことができます。
最後になりました。残された機能はあと座面の高さ調整のみ。
座面の高さ調整はレバーを引き上げるだけ!簡単です。
最近の近代的なオフィスチェアはレバーが目立たない所に隠れていたりしますいが、KEVIチェアは違います。
手を伸ばせば、そこにあるレバー。
操作の煩わしさが無く、感覚的にに操作できるアナログさもオススメのポイントですよ♪
おっと。機能はまだありました。5本脚のキャスターを備えています。
現在では当たり前となっている二輪キャスターは、このKEVIチェアが元になったとされています。オフィスチェア業界に多大に貢献したチェアと言っても過言ではないでしょう!
オフィスチェアの機能は付ければ付けるだけ、便利なのかもしれません。
ですが、必要以上の機能もまた不要なのかもしれません。
KEVIチェアは、少ない機能で快適なオフィスチェアを生み出した、ヨルゲン・ラスムッセンの名作です。
シンプルで使いやすいKEVIチェアは、オフィスや仕事のみに限らず、普段使いのチェアとしてもオススメですよ。
是非とも、この機会にいかがでしょうか?