M&M Furniture
Work desk with 5drawers
裏原系のショップやカフェの内装プロデュースを主とした村上俊実氏。そこから派生して生まれた内装集団による家具造り、それがM&M Furniture。素朴ですが、美的センスとユニークなアイデアが印象的なプロダクトが多いブランドです。
ブランドは更に派生していき、雑貨やアパレルラインも展開、M&M CUSTOM PERFORMANCEへと発展し、現在では知る人ぞ知るコアなファンを持つブランドとなります。
面白さの中に美的センスを感じるプロダクト
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M&M Furnitureは、元々が内装業を生業としていた事から始まり、その資材を家具のマテリアルと考えてスタートし、デスクやスツールなどを造りはじめ、現在に至ります。
通常の家具メーカーと違い、ロゴを大々的にペイントや刻印を用いたデザインがまず目に入ります。斬新でプロダクトが自信に満ち溢れているのが良く伝わってきます。
こちらは、双方受注生産品のデスク天板とHIKIDASHI-5DANとなります。
一見、変哲もないデスクに見えますが、ドロワーの側面にはM&M Custom Performanceのロゴがカッコよくステンシル風の文字でペイントされています。
もちろん素材は、内装に使う資材を用いた板材を使って造られています。ですので、本来は面取りなど加工がされている部分もそのままの表情で塗装されています。
乱雑に感じる方もいるかもしれませんが、このラフさも魅力なんですね。
デスクトップは、ローズウッドのようなシックで高級感のあるメラミントップにアルミで外周を囲い、使いやすくスタイリッシュに見せるデザイン。
そして、ユニークなのは外観やペイントだけではありません。天板裏には、ドロワーがぴったりとハマるように模られており、ドロワーにセットした状態で移動や回転ができるんです。
オープンなスペースにデスクなど置く、昨今のインテリア事情とマッチしたデザインと仕様ですね。
村上氏は、殆どメディアなどに露出しない方のようですが、それが逆に効果的なのでしょうか。とてもミステリアスなブランドイメージとユニークで少し癖のあるプロダクト。
北欧などのシックなインテリアも良いけれど、気持ちを上げてくれるような家具も必要という訴えなのかもしれません。対面でも使用できますので、サロンやアトリエ兼ショップなどにもインパクトがあって面白いデスクです。
見せるワークスペースなんて従来にはない楽しさも付加価値として加えられたデスクとなります。