Ebenezer Gomme
G-PLAN Brasilia Sideboard
こんにちは!タロウです。
今年の夏頃に引っ越しを考えています。ここ2年で4回目の引っ越しになりそうです。
和室が欲しいなとか、キッチンは広い方がいいなとか部屋のイメージを固めつつ、欲しい家具リストを作り始めました。
実際家具を買うに至るまでは随分と時間はありますが、あれ欲しいな、これ欲しいなと考えている時間が1番楽しかったりしますよね。
日々沢山の家具が入荷しているインプションですが、欲しい家具が沢山。
今回は店内で1番欲しい物をご紹介してみます。
時間がかかっても欲しい家具
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G-planはイギリスのEbenezer Gomme社によって1950年代に発表された家具のシリーズ。
G-PLANは50~70年代に北欧デザインの影響を受けたアイテムを多数製造しており、 以後の「チーク」「フレスコ」「シエラ」シリーズなど世界中で人気を博しています。時代を経ても、色褪せないデザインながら遊び心のあるG-planの家具たちは、とてもモダンな雰囲気を残しおり、現代の住宅にも調和します。
”ブラジリア”はサイドボードで最も人気のあるシリーズ。
しっかりと実用性が考えられた収納部分は大変使いやすく、小振りながら十分な収納力。折りたたみ式のドアがとても機能的です。シンプルなデザインながら、艶やかな巻貝のような削り出し取っ手、脚と脚をつなぐ緩やかなカーブが美しい貫のデザイン、スラリと伸びたテーパードの脚などの個性も光ります。
このサイドボードをデザインしたのはビクターブラムウェルウィルキンス。
G-PLAN設立時から在籍し活躍した英国人デザイナーでG-PLANの中では、巨匠 イブ・コフォード・ラーセンと並び称された実力派デザイナーであり、G-PLANのヒットシリーズ「ブランドン」やこの「ブラジリア」日本でも人気の高い「フレスコ」を手掛けています。
その他にも、G-PLANにおいて長きに渡り数多くの家具をデザインし、いくつもの優秀なデザインを残しており、G-PLANの躍進を支えた隠れた名デザイナーのひとりとして現在でも高く評価されています。
マホガニー材やウォルナット材と並ぶ世界三大銘木の一つと言われるチーク材を使用。
黄金色の材はツヤ感も相まって非常に美しく、使用による経年変化もまた格別です。杢目もとても美しく、素直な表情をしています。
濃淡のコントラストがはっきりと現れつつも過度な主張はなく、落ち着いた安心感のある美しさを見せています。
今回入荷した物は60~70年代頃のビンテージ品ですが、これからも表情の変化を楽しめそうな伸びしろ有。数十年とお使い頂きたい1品です。
小ぶりなサイドボードですので日本の住環境にも取り入れやすく、TVやオーディオを置くのにも丁度いい高さが魅力です。
収納力は十分ですので、リビングやベッドルームなどシーンを選ばずお使い頂けそうです。
「何年もかけてプランを立て、買い足していく家具」ブランドコンセプト通り、お部屋のイメージの一つの軸となりそうです。
リビングルームに置いても、和室に置いてもカッコイイだろうし、合わせるテーブルやチェア、ライトの幅も広そうです。
どのルックスや使い勝手、どの方向から見てもオススメ出来る逸品です。是非ご検討下さいませ。