Ebenezer Gomme G-PLAN
Fresco Round stool
1898年創業のイギリス 『 エベネゼル・グーム / Ebenezer Gomme社 』の家具ブランド『G-PLAN / ジープラン 』。
製造された年代によって変わるデザインは、時代背景が見える面白さがあります。
1950~1970年代に流行した北欧家具に対抗するべくデンマークのデザイナーを迎え入れるなどして、北欧スタイルのアイテムを多数製造していたことでも知られております。
本日は、そんな『G-PLAN / ジープラン 』の美しいスツールが入荷しましたのでご紹介いたします。
E・Gommeの北欧スタイル家具
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当時人気があった北欧家具に対抗し、北欧スタイルの家具に多く使われるチーク材とイタリアのファッショナブルな彫刻の外観を組み合わせてフレスコシリーズは生み出されました。
デザイナーはビクター・ブラムウェル・ウィルキンス(Victor Bramwell Wilkins)。ジープラン設立当初からデザインを手掛け、 巨匠イブ・コフォード・ラーセンと並ぶイギリス人デザイナーです。
直線的なラインが多くみられるイギリスの家具にしては、こちらのスツールが優しく柔らかな印象なのも納得です。

こちらはもともと、同シリーズのドレッサーテーブル用にデザインされたもの。
日本のスツールとは違い、シートは大きめ。座っていて非常に安心感があります。
壁につけて座ると、普通の椅子と遜色ありません。
ビンテージ品となりますが、ファブリックは後年張り替えられたものと思われ、千鳥柄のようなパターンの光沢のある起毛生地は、ちょっとレトロな雰囲気で可愛らしさがあります。

フレスコシリーズに共通しているのがこの脚部。
一目でフレスコと分かるということは、この形状がどれだけ特徴的であるかを物語っています。

イギリスで生まれた北欧テイストの家具だからこそ生まれた、直線と曲線の絶妙な案配が人を惹きつけるのでしょう。

座面の高さは43cm。これは座った際にクッションが沈み込んだ時の高さとなります。
ちょっとギターを弾くときや、玄関先にピッタリ。ドレッサー用の椅子やオットマンとしても使えそうです。
軽いのでリビングに置いておけば、来客用にすぐに出すこともできます。

脚部の交差する部分が、中央あたりにあるタイプはたまに見かけますが、こちらのように下で交差しているタイプは絶対量が少ないのか、中古市場でもあまり見かけることがありません。
imptionでも地味に初入荷となりますので、お探しだった方はお早めに。
