エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ブランドン Brandon ダイニングチェア B630 オーク材 ファブリック ダークグレー系 座面張替済 UKビンテージ ~連綿と続く~

UPDATE: STAFF:よしお
エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ブランドン Brandon ダイニングチェア B630 オーク材 ファブリック ダークグレー系 座面張替済 UKビンテージ ~連綿と続く~

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Ebenezer Gomme G-Plan
Brandon Dining Chair B630

本日は、フレームの形状を意識した暮らしに溶け込むシンプルな造形美、世界的な人気を集めた英国 エベネゼル グーム / Ebenezer Gomme社" ジープラン / G-PLAN "の希少アイテム『 ブランドン / Brandon ダイニングチェア B630 』のご紹介♪

連綿と続く

古き良き北欧の伝統的デザインに影響を受け、イギリスの老舗家具メーカーE.Gomme社(1898年創業)より1952年に発表された『 ジープラン / G-PLAN 』。それはトレンド的存在としてロンドンを中心に瞬く間に浸透。1950年代の北欧家具ブームをイギリスで最初に取り込んだ事で知られています。

G-PLANの「G」はグーム社の頭文字、「PLAN」は、プランニング(ライフスタイルを計画する)というコンセプト。商品単体としては勿論、少しずつ買い揃えトータル的にモダンの空間づくりを楽しむという、当時では画期的な発想でした。1960年代にはロンドンの都市生活者を中心として人気を集めました。

イギリス発の北欧スタイルとして、本場デンマークのビンテージ家具に引けを取らない高い人気を誇るジープラン製品。同社の長い歴史の中で年々現存数の少なくなるプロダクトもありますが、『 ブランドン / Brandon 』は、その最初のシリーズとして誕生し、当時の若者達の絶大な支持を集めていたミッドセンチュリーモダンデザインです。

「ジープラン=チーク材」のイメージを持つ人も多いかと思いますが、フレームには英国のアンティーク家具でも良く見受けられ、当時良く使われていたオーク材を使用しています。

森の木々の中で最も進化した組織構造を持ち、はっきりとした木目や虎斑模様は「森の王」の異名を持つほど。経年変化による味わい深さも相俟って、シンプルなフォルムデザインのメリットが良くあらわれた美しい佇まいとなっています。

流れる木目の美しさが強調され、自然と共に生活していると分かる安心感を与えてくれます。

面取りされた角脚による陰影は、眩しさを抑えた北欧の照明により強調され、北欧椅子の定番である丸脚とはまた異なる表情を見せてくれます。

またエッジの効いたフォルムに対して、背もたれは空間の印象を和らげる曲面構成。身体のラインにあわせてフィットする広々とした背もたれからは、見た目一辺倒ではない事が言わずもがな証明されています。

長時間の着座による身体への負担を軽減してくれるクッション座面。深いブラウン色のウッドフレームに合わせて、張地はダークグレー色の新品ファブリックに張り替えを行いましたので、ダークトーンで統一されたシックな空間演出が可能です。

国内外の家具が勢ぞろいするインプションの店舗ではお馴染みですが、椅子の個性を生かして、敢えて異なる椅子の組み合わせをするのが定石です。

縦に背もたれフレームが伸びるスポークバックチェアを隣に配置したり、北欧から離れてミックススタイルでコーディネートしたり。ベーシックなフォルムデザインは、他の椅子との統一感と差異をバランスよく生み出してくれます。

北欧家具に似ていても北欧家具とは違う。大きな背もたれに目が行きがちですが、座面手前のフレームの窪みは、着座の際に腿の裏が当たらないようにという工夫と共に、細部の造形として違いを見せたい英国メーカーの意志を感じます。" はじまりの椅子 "から「老舗」と呼ばれる今日まで、途切れる事なく続く譲れないものです。


エベネゼルグーム Ebenezer Gomme ジープラン G-PLAN ブランドン Brandon ダイニングチェア B630 オーク材 ファブリック ダークグレー系 座面張替済 UKビンテージ ~連綿と続く~

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