G-PLAN
Fresco Dining Chair
11月にもなると急に寒い日が増えてきますね。
ムートンのラグに敷き替えたり、暖色系のアイテムを揃えたり、お部屋の中も少しづつ冬仕様にし始める方も多いのではないでしょうか。
そんなタイミングで、秋冬におすすめしたい温かな見た目の一脚が入荷しました。
ファブリックとチークの相性抜群な個体です
ミッドセンチュリー期に絶大な人気を誇った英国の家具ブランド“ジープラン G-PLAN”の『フレスコ Fresco ダイニングチェア』です。
トラー&ブラックやブラジリアなど、様々なシリーズ展開がされていましたが、フレスコは当時最も売れたシリーズだけあって、G-Planを象徴するラインナップとして知られています。
世界的にブームとなった北欧家具をベースに、英国内での広い普及を目標としたG-Plan。
単なる北欧家具の模倣にとどまらず、デンマークの家具デザイナー“イヴ・コフォード・ラーセン Ib Kofod-Larsen”を招致するなど、他社と一線を画すアプローチで独自のクオリティを追及していました。
今回入荷したのも、チーク材を使用した端正なルックスの一脚。
華奢なフレームが愛らしい北欧の伝統的なスタイルを踏襲しています。
3本のラダーバック、貫は無くスッと伸びる脚部と、装飾的な要素はほとんど見当たらないにも関わらず、何か足す必要が感じられないほど完成された造形と思います。
後年どこかのタイミングで張り替えられたものと思われますが、シートにはざっくりとしたミックスファブリックが張られています。
もちろん通年お使いいただけますが、ブラウン×アイボリーの温かなカラーと質感が、これから寒くなっていく季節にぴったりだと思いませんか?
チーク材の色味との相性も最高です。
ダイニングのなかで悪目立ちするようなデザインではないので、お気に入りのテーブルや食器類との調和も取れそうですね。
日本の住環境にも取り入れやすく、ビンテージの家具を買ってみたいけど、どれから揃えればいいか分からない…という方にも入り口として最適な一脚ではないでしょうか。