Ebenezer Gomme
G-Plan Fresco

本日は世界三大銘木のひとつチーク材を使用した上品な北欧スタイルの食卓セット、英国 E.GOMME社『 ジープラン / G-PLAN Fresco 伸長式ダイニングテーブル 』のご紹介♪

森と空気の余韻

古き良き北欧の伝統的デザインに影響を受け、イギリスの老舗家具メーカーE.Gomme社（1898年創業）より1952年に発表された『 ジープラン / G-PLAN 』。それはトレンド的存在としてロンドンを中心に瞬く間に浸透。1950年代の北欧家具ブームをイギリスで最初に取り込んだ事で知られています。

G-PLANの「G」はグーム社の頭文字、「PLAN」は、プランニング（ライフスタイルを計画する）というコンセプト。商品単体としては勿論、少しずつ買い揃えトータル的にモダンの空間づくりを楽しむという、当時では画期的な発想でした。1960年代にはロンドンの都市生活者を中心として人気を集めました。

同社に於けるベストセラーシリーズにして、最大のヒットシリーズである” フレスコ / Fresco “を手掛けたのは、英国人デザイナーのビクター・ブラムウェル・ウィルキンス（Victor Bramwell Wilkins）。

ジープラン設立当初からデザインを手掛け、 巨匠イブ・コフォード・ラーセンと並ぶ名デザイナーです。他にも「ブランドン」や「ブラジリア」シリーズ等、同社の歴史を築き上げたその功績により、現在でも高い評価を受けています。

フレームに使用されているチーク材は、北欧家具にとって欠かす事の出来ない高級木材です。「木の宝石」とも呼ばれ、世界三大銘木のひとつとして知られています。赤みを帯びたブラウン色、きめ細かな美しい木目が特徴で、無駄をそぎ落とし素材の美しさをシンプルに引き立てる北欧デザインに適した素材です。

余計な装飾を無くし、素材感とシンプルなシルエットを強調させた北欧スタイル。従来のエクステンションテーブルは、構造上直線構成で製造する事が多いですが、今回は曲線で作られ、ダイニング空間に温かみと柔らかな印象を同居させてくれます。

幅46cmの追加天板を加え幅122から168cmに変更可能。追加天板はメイン天板下の収納部に仕舞う事が出来ますので、押し入れ等に収納する必要もありません。

先端に掛けて細く伸びる丸脚は、北欧のビンテージ家具でも多く取り入れられている定番中の定番。床面への設置面積を小さくする事で、浮遊感すら感じさせるスッキリとした視覚効果を演出してくれます。

限られた家具や雑貨、照明により素材感やデザインのディティールを強調する事が出来る北欧スタイルのインテリアコーディネートに。お引越の家具選びで最初に決めたい大型家具。中間的なブラウン色は周りの木製家具やフローリングとも馴染み、コーディネートに不安のある方でも安心してお使い頂けます。

自然素材の重厚感とフォルムデザインの抜け感の競演。それらはテーブル単体としては勿論、ダイニングチェアを並べた全体の印象も、足元に適度な余白を残し、フレームの周りを覆う空気感も含めた造形的な美しさが、人の心に伝わっていきます。